お笑いの松本人志のオリラジの中田について

ちょっと時間があるからお笑いについて日記を書こうと思う。

オリラジの中田さん(以下、日記の形式上中田)がとある人物(脳科学者の茂木さん)の「地上波テレビはオワコン」発言に賛同した形で、自身のブログで松本人志さん(以下松本)を批判した件について。

茂木さんが日本のお笑いは空気を読み過ぎな所があって、大御所が面白いか、面白くないかの判断でその笑いの価値が決まる。的な事を言ってるらしいが、

まず第1に。
もしかりに、その主張が世論だとしても、「地上波テレビはオワコン」には繋がらないって話。
地上波テレビってお笑いだけじゃないし、
そもそもニュースもあるし、ドキュメンタリーもあるし、教育テレビもあるし、ワイドショーなんかもある。最近はワイドショーに芸人がレギュラーになってたりして昔では考えられないポジションになるってる事の方が主流だけど、そんな芸人が複数参加してるワイドショーやバラエティーだった、地上波テレビの一部であって、全てではない。

だから、茂木さんがそれを主張したいのなら、オワコンのテレビになんか出たら生計が成り立たなくなるからダメでしょうし、今後テレビには極力出ないようにして、ニコ生やYouTubeのようなコンテンツ内で発言すべきだ。それが第１。

あ、オワコンって(終わったコンテンツ)の略ね。


第２に、もし仮に大御所の顔色伺いのような笑いだけウケてるとして、ホントはもっと若手芸人も自由な笑いがしたいのに、大御所が面白くないからと言って、出来にくい環境だったとしても。。。

それを踏まえた上で、
今のような芸人が色んな分野で活躍出来るようになったのは誰の功績でしょう？

それは他ならぬダウンタウンです。

ダウンタウンが一世を風靡した当時、
お笑いなんてまだまだ地上波テレビでは隅っこの存在だったし、芸人の立場なんて他のタレントや役者、歌手よりも明らかに下だった！

それをぜーんぶダウンタウンの2人はひっくり返していった。

浜田さんは、時には目を疑うようなツッコミを大御所にしてたし、松本はどんな状況からも全ての人を笑いに変えてた。

笑いやツッコミが失礼であってもそれを許されるよう2人は挨拶をして、礼儀を重んじ、努力したんです。

そして、ダウンタウンの2人が今までのお笑いの先輩達と大きく違ったのが、後輩達の台頭を笑って許していた点。

それこそ吉本だけに留まらず、松竹も、なんもかんも。大阪だろうが東京だろうが、面白い奴こそ、頭から釘を打つような事をしなかったんです。

だからこそ、オリラジのような人間も、他の芸人も伸び伸びと活躍出来ていった。

そして、今や芸能界に芸人はなくてはならない職種となって、色んな形で色んな活躍が出来やすい環境になったんです。

そこまで芸人の裾野を広げた人間が、
笑いの種類を強要すると思いますか？

もしも、本当に大御所の顔色を伺ってばかりの笑いで成り立ってるなら、それを批判するなら大御所にではなくて、それしか言えない今の中堅芸人や若手芸人が批判されるべきでしょう！

中田が松本を批判するなんて言語道断で、
もしお前がそ〜思ってんなら、松本をお笑いから引退させてやれよ。

引導を渡してやれ。

松本はそれこそドリフの人間等色んな先輩に、「こいつなら新たな道を作ってくれる」と認めてもらった上で、頂点の椅子を座ったぜ。

ダウンタウンの2人がお笑い界を変えるまでは、芸人のCMの起用なんかも稀だったぞ。

それこそ、一部上場してるような大企業がたけし軍団をCMに起用するなんて有り得なかったが、今では敢えて芸人を起用する企業も珍しくなくなってる。

つまり、中田が如きがそんな事いうなら、まずはお前から周りに認めてもらえよ。

ラジオでコソコソ言わずに、面と向かって言ってみろ。それで最後にその場にいる全員を笑わしてみろ。

2人は一瞬凍りつくような場面でさえ、笑いに変えてきたんだぞ。