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旅先

2017年06月07日 06:55

https://youtu.be/AbfgxznPmZM

18歳の誕生日からまだ2日
彼は緑の軍服を着てバスを待っていた
カフェのブースに腰掛けて
ちょう結びのリボン少女に注文を告げる
彼がはにかんでいたので少女は微笑んだ
すると彼は話し掛けた
“ねえ、よかったら座って、僕の話し相手になってくれないか?
今、ちょっと、落ち込んでるんだ”
彼女は応えた
“あと1時間で仕事が終わるから、そうしたら良い場所があるわ”

彼らは店を出て 桟橋で腰を下ろした
“君、ボーイフレンドがいるんだろ。いいんだ、僕は気にしない。
僕、手紙を出す相手が誰もいないんだ。
だから、もしよかったら、君宛に書いてもいいかな”

私は泣いて 誓った
他の男の人の手なんて握らない
若すぎると人は言うけれど
旅行く兵士の愛を待ち続ける
私たちの愛は永遠
いつの日か兵士が帰ってくるのを待ちながら
もう独りじゃない
あの人が帰ってくると手紙が告げたから

そして、軍の駐屯地から手紙が送られてきた
カリフォルニアから、やがてヴェトナムから
彼は心の内を彼女に告げた
これは愛かもしれない、そして彼が恐れていることの全てを
“だんだん辛い状況になってくると
あの、桟橋に座って話した日のことを思い出すんだ
目を閉じると君の可愛い笑顔が瞼に浮かぶよ
心配しないで、でも、しばらくは手紙が書けなくなる”

私は泣いて 誓った
他の男の人の手なんて握らない
若すぎると人は言うけれど
旅行く兵士の愛を待ち続ける
私たちの愛は永遠
いつの日か兵士が帰ってくるのを待ちながら
もう独りじゃない
あの人が帰ってくると手紙が告げたから


ある金曜の夜、フットボールの試合
主の祈りが読み上げられ、国歌斉唱され
男の人が言った“お集まりの皆さん、ご静聴願います
我が地元出身の、ヴェトナムで命を落とした兵士たちです”
スタンド中で泣いているのは
楽団のピッコロ奏者だけだった
また一人の名前が読み上げられ 誰も気にも止めなかった
髪にちょう結びのリボンをつけた少女以外には

私は泣いて 誓った
他の男の人の手なんて握らない
若すぎると人は言うけれど
旅行く兵士の愛を待ち続ける
私たちの愛は永遠
いつの日か兵士が帰ってくるのを待ちながら
もう独りじゃない
あの人が帰ってくると手紙が告げたから

下記ブログから引用させていただきました
ありがとうございます
http://jun-gmw.cocolog-nifty.com/blog/cat136814/index.html

このウラログへのコメント

  • みみ 2017年06月11日 01:25

    実体験だと思って読んでましたよぉ~~

    コメント書くのが遅くなってごめんなさいねぇ~

    いい言葉が沢山書いてあって、、、好きだなぁ

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