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成程話:自己肯定感が低い人の原因
2017年06月03日 00:00
「自己肯定感が低い人の原因」のお話です。
大多数の人々の自己肯定感は低い。
その結果、人を信頼することができない、攻撃的な行動をする、悪口を言う、誰かに反感を抱く、他人を批判する、批判されることに耐えられない、グズグズする、ほめられても素直に受け取ることができない―――これらは、自己肯定感が低い人の特徴だ。
アメリカの国民の3人に2人は自己肯定感が低いために苦しんでいるといっていいだろう。
子どもの発達に関する研究で、小学3年の初めには子どもたちの約80パーセントが高い自己肯定感を持っていたのが、小学5年生になるころには20パーセント程度に下がり、高校3年生になるころにはわずか5パーセントにまで激減することがわかった。
多くの人は、自分の学力や容姿、学歴などについて自信が高く持てず、苦しんでいる。
その原因は2つある。
1つには、自分の外見や持っているものがどうあるべきかをメディアや広告がたえず訴えかけてくることだ。
流行の髪型や服装、魅力的な容姿をメディアに見せつけられ、自分が劣っていることを痛感させられる。
こうしたイメージ戦略によって、「今のままではダメだ」「もっとよく直していかなければ」と思い込んでしまうのだ。
私たちが低い自己肯定感に苦しむことになる、もう1つの原因は、自分の基準ではなく他人の基準によって自分を判定しようとすることにある。
他人の基準をクリアしなければならないという思いに縛られていては、みじめになるだけだ。
他人のようにできないと、「自分はどこかおかしいのではないか」とさえ感じるようになってしまう。
相手の心をつかんで離さない10の法則
カート・モーテンセン 著
弓場 隆 訳
ディスカヴァー
マリリン・モンローに代表されるグラマラスな女性がもてはやされた時代に、オードリー・ヘプバーンはコンプレックスの塊でした。
華奢な身体、太い眉毛に大変悩んでいたと言います。
しかし、あるときからコンプレックスを愛して強調しだし、多くの人に愛されるようになっていきました。
そのことを、こう語っています。
「わたしにとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです」
美のトレーナーとして数々の№1美女を創りだしてきたスティーブン・ヘインズ氏はこう言います。
「鏡の前で、チェックして!
そこに好きな自分が見えますか?
鏡の前に立って、自分の姿をしっかりと見つめること。できる?
できない人多いよね。
今の自分を受け止め、認めることが大切。
自分を認められない人は、人からも認められないよ」
「日本の女性に何より足りないのは自己肯定感。
仕事も、家庭も、子育ても頑張っている。
周囲に優しい心遣いができる。
そんな自分をどうして認めないの?
あなたは間違いなく素晴らしいんだよ!」
自分が胸張って頑張ってると思えれば、人と比べる必要なんてない!
比べることに、意味も価値もないと思います。
だって、みんな違う人でしょ?
たまたま同じ国の、同じ地域の、同じ歳の、同じ性別の、同じ学校かもしれないけれど、やりたいことも、夢中になるものも、好きなことも、嬉しいと思えるものも、守りたいものも、大切にしたいものも、全部が一緒な訳ない。
多くの人を幸せにしたい人もいれば、たった一人を幸せにしたいと願う人もいたっていい。
どちらが正しいとか間違ってるもない。
お金があっても不幸な人はたくさんいるし、地位が高くても不幸な人はたくさんいる。
この世に生を受け、歩み、自分の歴史を振り返ったときに、自分が納得する人生が、一番いい人生。
人と比べている場合じゃありませんね♪
このウラログへのコメント
お久しぶりです。
あまり意識されてはいませんが、今の子育てや教育で欠けているのは自己肯定感を高めることです。
自己否定を促す外的要件が多いだけに自己肯定感の醸成が大切ですね。
自己肯定感は生きる力です
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