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趣味は読書、不可分

2017年05月27日 01:53

確か14歳の頃、自分の部屋で布団に入っていて、急に死について考えたら、怖くて眠れなくなった。
それは、死に伴う苦痛、そして、そもそも死の分からなさ、得体の知れなさ。
あれからざっと40年。その不安は解消されない。
死んだ時に分かるが、分かった時は遅いという、何ともジレンマを感じる。
死に対する不安を軽減するために、宗教哲学心理学は多くの言葉を費やし、医学は発展して来たが、それでも、やはり死は絶対にして未知である。
一時期冗談で「自分のクローンを作るから結婚しなくても良い」と言っていたが、実際に自分のクローンが出来ても、個人としての自分は死を体験するのだ。
前世、後世などと言い、天国地獄などと言う。
それらも、死の謎に付随して、存在は確かめられない。
僕の単純な結論では、生きている間しかないのだから、一日でも長く、健康で生き延びるしかないと思っている。

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