趣味は読書、あと四冊準備中(女流など)

川上未映子の「すべてはあの謎に向かって」を、先程読了。
未読の本が現在、新書を含めて四冊ある。四冊あれば、月末まで、新刊を買わなくても、読む本がないという状態にはならないだろう。
北杜夫の「どくとるマンボウ航海記」に、「あと33冊準備中」と言っている変な作家が登場するらしいが、それを真似てみた。書き方が曖昧なのは、この年で、まだ「どくとるマンボウ航海記」を未読だからである。「昆虫記」の方は遥か昔、中一の時に読んだのだが。
女流文学とか女流作家という。
それは、ミステリー作家、SF作家、純文学作家などと同じ、作家の呼称とは少しニュアンスが違うように思う。
文芸の世界でも、長らく男が主体だったから、女性が小説を書くと、総称して「女流」と呼ばれる。
男が書いても、「男流」とは呼ばれない。ここに、やはり、区別以上のものを感じるが、「女流」が惹句になることもしばしばなので、何とも言えない。