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遺伝 その2(清朝の宝剣)

2017年05月11日 22:35

遺伝 その2(清朝の宝剣)

わたくしが、

小学校の六年生のとき でした。

夏休み前の 7月の初め頃だったと 記憶しております。

通う 小学校の校門の前で 

登校時に

いきなり

「ボクは オロさんの 息子さんやね。」

と 目付きの悪い おっさん に 声をかけられました。

「・・・・・・・・?」


もうひとりの もっと目付きの悪いおっさんが、

オマエオヤジはどこに おるんや!正直に言うてみいや!」

と 聞いてきます。

なんのことか解らず、

「会社に行ってると思いますけど・・・?」

と答えると

「クソガキ! なめとったら いてもうたるぞ コラ!」

「居所を 言え いうとるんじゃ!」


校門に立っていた 女の先生が 慌てて飛んできて、

「何をしてるんですか!警察よびますよ!」と 大声でさけんでくれました。


おっさんたちは 黒のクラウンに乗って どこかに行ってしまいました。
(伯父の家にも同じクルマがあったのでわかりました。)

わたくしは 何が起こったのかも わからず、

呆然としていました。

先生が 心配して 

「どうしたん?大丈夫?」

と 声をかけてくれましたが、


「・・・・・・はい。」

と応えるのが精一杯。

いったい何が どうなったのか?


そういえば

ここのところ

ゴールデンウィークの頃から、

お父さん を見ていない・・・


仕事柄 ながらく家を留守にする父親でしたから、

家にいないことを まったく 気にしていませんでしたが、


この時、

何か ヤバイことに なっている? と

子供心にも かなり危険な雰囲気を感じました。


父は この頃、大阪で画商を 営んでいました。

画商と言っても 店を構えての ものではなく、

事務所大阪に置いて、ブローカーとして全国を 飛び回っておりました。


この年の お正月が過ぎた頃に、 驚いたことがありました。

清朝末期の 長剣を 家に持ち帰ってきて 見せてくれたのです。

皇帝の宝剣」 という 謂われでした。

価格は一億五千万円と 聞き、

現実離れしすぎて 実感がありませんでした。

でも実際に 手に取って 抜いて見せてくれました。

ホンモノかどうか もちろん小学生には わかりませんでしたが、

装飾の美しさは 今でも 思い出せるほどのものでした。


父は それを 預かり物だから 絶対に触らないようにと 言って、

鍵のかかる納戸に しまっていました。

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