デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

人から聞いた話

2017年04月08日 00:00

誰かのために、余分に何かを持つ・・・ギブアンドギブの一つの方法』

大阪のオバチャンのアメの話を、ご存じかと思います。
別に、友達じゃなくても、ちょっと出逢った人に、「アメちゃんあげる」と、カバンやポケットから取り出して差し出す。
大阪に一度しか出掛けたことがないからかもしれませんが、私は一度も体験したことがありません。でも、テレビなどで、その話を聞くたびに、「ああ、いい話だなぁ」と思います。
ある人が大阪に講演に出掛けた時のこと。
新大阪駅から、タクシーに乗って行先を告げました。しばらくして、赤信号で停止した際に、運転手さんに声を掛けられましたそう。
「よかったたら、コレ使ってください」
そして、ポケットティッシュを差し出されたとか。
「え?!」
「いや、何度も、鼻をすすられたので、風邪をひいておられるのかなと思って」
そのティッシュには、タクシー会社の名前が入っていたそうです。なんとも、粋なサービスです。たまたま、無意識に鼻をすすったのを聞いていただけでしたが、せっかくのご好意なので、遠慮なく頂戴することにしたそうです。
デキル広告マン等は、こんな気配りをするそうです。打ち合わせ中に、得意先がペンを忘れて来たことに気付いたら、サッと2本ボールペンを取り出す。
そして、
「2本持ってますから、1本どうぞ」と言う。
もちろん、これは企みです。
いつも2本持っていて、
「こいつはデキルヤツだなあ」
と思わせる作戦です。でも、嬉しい気配りですよね。わざわざ2本ある事を見せられたら、相手も受け取りやすいというもの。
全日空の元CAの松澤萬紀さんの著書「1秒で『気がきく人』がうまくいく」ダイヤモンド社の中で、こんなエピソードを披露しています。
松澤さんのセミナーの最中に、お母さんが連れて来た幼い子供がぐずりはじめました。
(子供同伴オーケーの会)
すると、参加者の一人のお母さんが、カバンの中から、たくさんのオモチャを取り出しました。子供たちは大喜びで、楽しそうに遊び始めました。
そのオモチャを持って来た女性は、一人での参加です。自分の子供は、人に預けて参加したそうですが、「きっと大勢、お子さんたちが来るから、何かの役に立つかもしれない」と思い、カバンにオモチャを詰め込んで参加されたといいます。
松澤さんは、言います。「彼女は、目の前の人に喜んでもらうために、自分でできることは何か?と考えたのです。私も見習って、いつも誰かのために、余分に何かを持つように心掛けるようになりました」
「思いやり」「気遣い」「気配り」・・・。そう、相手に「親切」にする心。
その「親切」を「形」にするのに、「ほんのちょっと」の小道具があると、より効果的に「心」を伝えることができる場合があります。アメ、ティッシュボールペン、そしオモチャ。その他にも、ビニール傘ハンカチマスク、携帯カイロペットボトルお茶など、ほんの少しのお金で、普段から準備しておけるものがたくさんあります。

このウラログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

なな♪

  • メールを送信する

なな♪さんの最近のウラログ

<2017年04月>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30