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12th Shin Yokohama Part 3

2017年03月27日 19:35

12th  Shin Yokohama   Part  3

はじめはそれなりにピンと張り詰め
陽光と室内光を白く反射していたシーツが
複雑な曲線を描きだし
そして、卑猥なシミの面積が増えるにつれて
女の身体のうねり方はどんどん大きくなっていく。

窓の外は昼下がりの街道筋。
窓の内側は性臭が漂う修羅場

ささやかな日常と、
ささやかな非日常が交錯する
繰り返される体験。
の、はずだった…
もとより露出することに
余り抵抗を示さなかったのが
なぜか、窓際での行為を拒絶し、
さらには窓を閉めることにこだわりだした。
このときも気が散るのが
いやなのか、と大して気にもしなかったが…
脚をM型に開き、
蝶のTバックをわざとらしく
チュウチュウと音を立ててしゃぶり、
膨らんだクリトリスと、
ぐしょぐしょの性器と、
愛液がたっぷりしみついたアヌス
指を這わせる自らの狂態を鏡に映しながら、
こちらの視線を意識しつつ
すさまじい自慰に没頭しだす。
「見て。見て。おまんこ。ぬれてるおまんこ。」
「あんなに舐めたから狂っちゃうのよお。」
「ホラ、見てお尻の穴にまでお汁が垂れた。」
乱れた髪越しに、鏡とこちらをのぞく目つきが
すでに爬虫類のそれに変わってしまっている。
眺めていると、何度でも達しながら
それでもやめようとしない。
自分の世界に入ってしまう傾向が前からあったが
それにしてもこちらを求めてこなさすぎた。

たまらず、佇立したペニス半開きの口に押し込む。
なお、しゃぶり続けているTバック卑猥な肌触りに
淫靡さをさらに増した舌の動きが加わると
早くも快感が駆け上がり、放出にかかろうとする。
あわてて抜き去ると、そのさまがおかしかったらしく
「フフフ」といやらしい笑い方をする。
あきらかにフェラチオの巧みさを自認しているかのようだった。

トカゲの目が一点に止まる。
部屋の片隅に毒々しい色使いで
ひっそりと置かれている性具自動販売機
それを見てとるとかすれた声で
ローションローターほしい。」と言い出した。
これにも驚いた。
この女とはさんざん過激な性交を繰り返してきたが
この手の用具の助けを借りたことなどなかったし
すぐお互いの性器に没頭していたからその余裕もなかったのだ。
唯一の例外といえば、海外に発つ前の逢瀬
その種のショップに立ちより
関取の順位で名づけられたバイブレーターを
こちらのペニスの替わりに置き土産とした時。
さすがに「横綱」は巨大すぎるので
小ぶりの「関脇」にしたが
それでもこちらの実物をはるかに凌駕する大きさだった。
こんなの呑みこめるのか、といぶかったが
赴任後の電話越しに、たまらず始まったときの様子では
かなり鋭く感じているようだった。
頼みもしないのに受話器を性器に押し当て
ブーンというモーターの音と
びちゃびちゃという愛液の音、
少し遠くに聞こえる激しいあえぎ声とで
こちらも激しく興奮して、どくどくと吐精
二人同時に果てたりもした。

だから、一人のときにバイブ
使っているのは予測できたが
ローターまで欲しがるとは思わなかった。

再びM字の開脚を見せつけ
買ったばかりのローション
大きく口をあけている性器に塗りたくると
ロータークリトリスにあてて激しくよがりだす。
精液にも似た粘度の潤滑剤と
バイブレーターとは異なる
ローターの微妙な振動が
相乗効果となって
見たこともないような乱れっぷりを見せる。
ここまで狂える女体が
本当にうらやましく思う瞬間だ。
そして、いったいどこのどいつが
この身体を弄んだのかと思う。

むしろ見せたがっていた露出行為を嫌いだす。
フェラチオがひどくうまくなっている。
ローションローターで新しい快感開発している。

もとより嫉妬は感じないが、やはり疑問は残った。
ロータークリトリスに押し当てながら
「感じるう。感じるう。」
何度か身体をそらして震わせ 、
尻の周りのシーツを愛液ローションの混合液で濡らした。
その動作が奇妙に緩慢になったところをみると
何度か登りつめたはずなのに、
なお高みを求めてやまない。
そのうちにローターを奥に押し込みだした。
ビーという高い周波数の音が
呑み込まれるにつれて無音になってゆく。
無音になってゆく分
からだのうねりが大きくなる。
やがて丸いローターが完全に姿を消すと
「うわああ。おまんこおお。中で。中で。」
「いいの。いいの。」
「死んじゃうよおお。おまんこ死ぬう。」
ピンクの陰唇の真ん中に青いコードがさがるさまは
とてつもなくエロチックだ。
コードを引っ張ってみたが、
締め付けてしまってるらしくて、なかなか出てこない。
コードが切れたらどうしようか?
と要らぬ心配をしてしまう。
少し強く引くと、
ようやく例の高周波音とともに顔を出す。
すると、新しいスポットに当たるらしく
「そこ。そこ。感じる。たれるよおお。」
垂れるどころか噴き出してくる。
「いや。いや。そんなに感じさせないで。」
「噴いてるよ。まんこから。」
「ばかあ。うわあ。またああ。」
ヨダレを垂らしてわめきながら、とうとうアクメに達し、
奈落のそこに落ちていった。

だがそれは、しばしの休息でしかない。
5分後には早くも瞳にギラギラと光が戻り
「後ろから突いて。おまんこついてええ。」
そういいながら、メス犬の形をとって尻を高く持ち上げてゆする。
卑猥光景オンパレードにもはや耐えられそうもなかったから
そのまま、ずるりと挿入すると
時に首を後ろに回し
例のごとくパンテイをしゃぶりあったり
性交そのもののキスを交し合ったりしたが
その光景を鏡で確かめるようにしている。
獣の形での抽送を繰り返し
時に深く時に浅くしながら
おしよせる射精感に必死に耐えていると
「後ろ向いて」とせがんできた。
めったにしないのだが、後背位でつながったまま
片足を女の背中を跨ぐようにして
そのまま身体をひねると、つながったまま
お互いの尻と尻が向き合う異様な形になる。
両の脚を二丁のはさみの形で交叉させるのと同じように
男性の快感は決して高くはない。
おまけに無理な形なので抜けやすいという欠点だらけの体位だが
飛びぬけて卑猥な形と、
女性器の中でペニスが逆ぞりの形になるので
ちょうどクリトリスの裏側を突くらしく
女の快感はひときわたかまるようだった。
リクエストにこたえて、無理な形をつくる。
抜けてしまわないように、気を配りながら
互いの腰を前後に送り込みながら交尾を続ける。
「見て。見て。鏡。すごい格好だよ。」
「うわあ。おまんこがすごいよおお。」
再び高みに登りつめながら、カッと目を見開いて
自らの乱れ方を凝視している姿がすさまじい。
この体位のおかげで
いくらか射精までの時間を延ばすこができたが
鏡に映った姿の刺激は強烈だった。
「いくぞ。もうだめだ。」
「来て。おまんこに出して。かけて。」
「うわあああ。」
「イクウウウ。」
はばかるところのないシャウト。
痙攣する互いの性器
瞬間、激しい腰のフリについて行けず
ペニスが飛び出してしまう。
白濁の一部はシーツの上に垂れ、
あわてて体を入れ変えての一部は
桜色に上気してふるえる背中の上に流れる。
それを指ですくっては舐めながら
満足のため息をつく女。
ようやく激しい性交ピリオドが打たれた。

その後の話にはもっともっと驚かされたが…

(続く)

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