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成程話:あなたをつくったのはあなた

2017年01月17日 14:26

いま注目の「アドラー心理学」のお話。


私が研究しているアドラー心理学では、基本的に「あなたをつくったのはあなた、あなたを変えるのもあなた」という見解を持ちます。
自分は自分の運命の主人公、自分という飛行機パイロットは、自分自身であると考えるのです。
確かにある時期まで自分のモデルであった親は、あなたに悪影響を与えていたかもしれません。
しかし、理性を持った人ならば、親の呪いをいつまでも自分の中に取り込んでいる必要はありません。
「(親の影響はあったかもしれませんが、最終的に)あなたをつくったのはあなた、あなたを変えることができるのもあなた」ではないでしょうか。
もちろんそれは、会社の上司結婚相手に対しても同じことが言えます。
もしあなたが職場に不満を持っているとしても、その会社に入社することを選んだのは誰でしょうか。
疑いもなく、あなたです。
「親に言われてしぶしぶ入ったんだよ」という場合でも、親の意見に最終的に反対せず、しぶしぶながらも入社するという選択肢を取ったのは、あなたなのです。
結婚相手にしても同じです。
今の日本で、本人がまったく同意していないという結婚は稀なはずです。
結婚した頃と今と、相手が変わってしまった」という場合でも、「子どもがいるから離婚は考えられない」という場合でも、不満を持ちながらもその相手と一緒に居続けることを選んだのは、あなたです。

自分を勇気づけるアドラー心理学7つの知恵
岩井 俊憲 著
KKベストセラーズ


出来事に対してのとらえ方が、自己責任か他者責任かで大きく変わります。
他人のせいにする人は、必然的に批判と愚痴が多くなります。
自分の責任と捉える人は、感謝と前向きな気持ちが多くなります。
「なんでこんなことしなきゃいけないんだよ!」これは、分かりやすい他責人間です。
「おかげで成長できるな!」この考えの人は自責で物事を考えます。
自己責任で生きる人は、自立している人ともいえます。
他者責任で生きる人は、依存しているともいえます。
自立している人は、自分次第で変わっていきますが、依存している人は、相手次第で変わってしまいます。
相手を絶対的に信頼して変わっていく分にはいいと思いますが、依存している人に限って、都合が悪かったり少し大変になると、相手のせいにして逃げてしまいます。
「うまくいったらおかげ様、うまくいかない時は自分の責任」ですね♪

最後に福島正伸先生の言葉を紹介して終わります。
「プロはうまくいかなかった責任を環境や他人のせいにぜず、自己の責任としてとらえ、全力で自己改善に取り組む」

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