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みよ、コレが放射能だ

2016年12月15日 09:01

みよ、コレが放射能だ

フォトは、イラク劣化ウラン弾による影響で産まれた子ども
彼女は13日間生きて、天国に旅立った。

劣化ウランとは、
主体を占めるウラン238ウラン濃縮過程で取りこぼされたウラン235
それらの子孫核種からなっており、放射能を持つ放射性物質である。
劣化ウラン弾の比放射能は約1480万Bq/kgである。 

福島の汚染水タンク・・・一杯になる・漏れるの報道は止まっていますが・・・、
あの汚染水は、23億Bq/kgである。

福島市の中心市街地で、店舗兼住宅ビルの屋上に生えたコケから
1キロあたり170万Bq/kgを超える放射性セシウムが検出された。
原子力規制庁によると、
東京電力福島第一原発事故直後の2011年3月には
同県飯舘村山中の雑草から500万Bq/kgを超えるセシウムが検出された。 

これらの報道ではセシウムと限定しているから他の核種からの放射能を計測すれば

福島人は劣化ウラン弾の上で生活していると言って良いだろう。  

放射性物質全体での値を彼等は絶対に計測させない・報道しない。 

都内の土壌からも24万Bq/kg出ている事も報道はしない。


● 劣化ウラン弾と内部被ばく

1.劣化ウラン弾とは
 原発核燃料であるU235の放射性同位元素としての性質(中性子の衝突による核分裂の連鎖反応)を利用して副産物として大量の熱を発生させ、それをもとに発電機をまわして電力をえています。

核燃料の原料としてウラン鉱石で天然ウランは0.7%のU235を含有し、残りはほぼU238です。
これを遠心分離機にかけてU235とU238のわずかの質量の違いを利用して濃縮し、
U235を3%くらいの濃度に高めたものを用います。
その時に残りかすとして
U235の濃度の低いもの(0.2%程度)で残りがほとんどU238という核廃物が大量に発生するわけですが、

これが劣化ウラン(Depleted Uranium、DU)と呼ばれるものです。

 ウランは密度が高い(19g/cm3)のでこれをうまく焼き固めて
弾頭にすると
通常のタングステンカーバイド(超硬合金 WC)よりはるかに
貫通力の高い弾頭になります。

そのうえ摩擦発熱で酸化ウランが燃え上って熱的に殺傷する能力も付加されています。
この性質と、原料が厄介者の核廃物でタダ同然の素材であることに着目して1970年代頃から研究が進められ、
1991年の湾岸戦争、1995年のボスニア軍事介入、1999年の旧ユーゴ空爆、2001年の対アフガニスタン戦争、2003年のイラク戦争米軍・英軍により使用されました。


2.核物質としての性質
 劣化ウラン弾のほとんどを構成するU238は長いプロセスを経て自然崩壊して鉛の放射性的に安定な元素(Pb206)になりますが、この過程でα崩壊、β崩壊を繰り返します。

劣化ウラン弾は破片として人体につきささればもちろん
内部被ばくを発生しますが、
より広範な影響を与える仕組みは貫通したときに酸化ウランの微粒子として広く飛散し、
その後も再飛散を繰り返し、住民に(主として)吸入被ばくを与え肺などにアルファ線ベータ線の内部被ばくを与えることです。
 なおU238には重金属としての化学毒性も注目せざるをえないものがあり、被ばくの効果との相乗効果で深刻な健康影響を与えているという考え方もあります。

3.兵士・住民の被害状況
 劣化ウラン弾が非常に人体に有害であることを米軍・米国政府は認めていません。
自軍の兵士にも何の注意も与えていないため、
帰国してから帰還兵の中に深刻な被害が発生しています。
もちろん現地住民にも大きな健康障害を発生しています。これらをまとめると

先天異常児の多発
眼がない、指が不足、内臓が体外に露出、内臓
の機能不全、水頭症など
• 住民(児童)の発病白血病、骨ガン、悪性リン
パ腫、腎臓ガンなど
• 住民(成人)の発がん 肺がんなど
• 従軍兵士の発病
ガン、
家族への影響の拡散もみられる。

これらの症状をみると
部分的にはチェルノブイリでの重度の汚染地帯での状況と似ていることもありますが、
先天異常児の多発、成人の肺がんをはじめ各種のガンが多いなど特徴的な状況もみられます。
ただ統計的に処理できるほどの大量のデータが収集されておらず、もちろん被ばく線量なども明確にはわからない場合が多いと言えます。



4.劣化ウラン弾をめぐる世界の情勢
国政府、英国政府はこれらの兵士・住民の被ばくによる被害を劣化ウラン弾によるものであると認めていません。
これは劣化ウラン弾は通常兵器としては非常に優秀な兵器であるので
これの使用を禁止されたくないという立場があります。
加えてWHO, IAEA,  ICRP、UNSCEAR、 UNなど国際的な放射線規制や防護の役割をになう組織が
原発推進側の立場にたっていて放射線被ばくの健康影響をできるだけ認めない方向に運営しているという事実があります。

これに対して、帰還兵や爆撃された現地の住民など、深刻な被害を発生している市民団体による
使用禁止運動が世界的にひろまりつつあります。
国連人権委員会でも使用禁止の条約の提案がなされましたが米国等は放射線国際機関で正式に健康影響や環境破壊の効果がみとめられていないことを理由に反対している。

 その中で2010年の国連総会では日本を含む148か国の賛成、米英仏イスラエル4か国の反対、棄権30(ロシアオーストラリアカナダデンマークスエーデンスペイントルコウクライナ韓国バルト3国その他)により「過去にDU兵器を使用した国はその場所と量をできるだけ詳細に報告すること」だけを決議している。

 逆に言うと日本政府はその使用を認めている。
兵器なのに、それを食物・飲料として自国民に提供しているのは、
特攻強要であるが、その認識をさせない・市民が目を瞑るのは素晴らしい統制である。

 また個別の使用禁止条約は成立していなくても次のような人道法の原則に違反しているという視点から使用禁止を迫るという闘いもある。

1.兵器使用の影響は戦場のみに限定され、地理的にその範囲を越えてはならない。
2.人体への影響は戦争中のみで、後々まで続くものであってはならない。
3.不必要なまでに非人道的であってはならない。
4.長期、広範囲に環境汚染引き起こしてはならない。


5.まとめ
 劣化ウラン弾は通常兵器とは言われるものの、
後に兵士や住民に深刻な内部被ばくの影響を生じる。
その意味では核の兵器の性格も持っている。

原発の核廃物の有効利用ということを一つの契機として開発された意味で、
原発と戦争を結ぶ兵器である」と言える。

 被ばくの特徴としてはアルファ線ベータ線による被ばくとなること、ウランの微粒子(エアロゾル)の吸入による呼吸器を窓口とした内部被ばくという特徴がある。

 影響の発生状況をみると先天性の臓器障害の発生が多く、またガンの発生も多い。これは微小粒子によるいわゆるホットパーティクル仮説が作用している可能性がある。

 国際的には使用禁止への圧力も高まっているが、
軍事的に利用したい諸国(米英仏イスラエル)が反対している。

放射線の被ばく基準や防護を専門と国際的組織は十分に科学的な結論が出ていないとして、
劣化ウラン弾の利用禁止への抵抗勢力に力を貸している。

ニューヨーク国連本部で開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議では、核兵器の非人道性が中心議題の一つとなり、107の国々がオーストリア提唱した核兵器禁止文書に賛同した。
しかし、アメリカの「核の傘」の下にある日本は、
アメリカに配慮して賛同せず、被爆国として核の恐ろしさを訴えながらも
核を肯定するという「二面性」を見せた。

海外には日本政府日本国民を被曝すると言う犯罪は報道されていない。
 最早単なる 腹切り と見ているのだろう。
あなたは、そんな国の国民であることを自覚しなければならない。

食べて応援とか瓦礫拡散と言うなら、

海外の人と交際は、既に人類とその未来を汚染する行為となってしまうことも。

このウラログへのコメント

  • mina.n 2016年12月15日 13:01

    他にも甲状腺の異常とかも見られてますよね?
    ヨウ素は劣化ウランには勝てません。
    怖いですね。

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