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成程話:すべてを手にする人が捨てている41のこと

2016年10月24日 23:50

今日の紹介は、伊庭正康氏の著書です。


■すべてを手にする人が捨てている41のこと
■伊庭 正康(著)


人は知らず知らずに余計なことを抱えてしまう。
モヤモヤしている、思い通りに行かないときは、たいてい抱えすぎています。
捨てるべきものは捨てたほうがいい。
捨てるとラクになります。
シンプルに考えることができるようになるので、仕事がうまくいくようになります。
そんな捨てるべきことを41個、本書では紹介されています。
モチベーションアップにもつながるおススメの一冊です。
それでは特に参考になった話を紹介していきます。


●「得意技を作って、勝てる方法で勝つ」。
こう考えれば、必ず誰もがチャンスを手にすることができる。
成果が出ないからといって「すべての能力を伸ばそう」「全部勝てるようになろう」というのはムダな努力だ。
もちろん、時間をかければできるかもしれないが、そのころにはライバルたちはより高いところにいっている可能性が高い。
(中略)
でも、得意技ってどうやって作ればいいのか。
じつは簡単。
少し考えてみてほしい。
仕事でなく趣味でもいい。
「これなら、自分にもできる」ということはないだろうか。
しかも、ストレスなくできること、面白く感じることならさらにいい。
それを生かして、仕事で人を喜ばせることを考えてみるのだ。
料理が好きなら、職場手作りお菓子を持っていくのはどうだろう。
絵を描くのが得意なら、同僚のセールスツールを作ってあげられるかもしれない。
どちらもちょっとしたことだが、とてもダイナミックなアクションになるはずだ。
得意技は「持っているもの」ではなく、「作るもの」。
社会は、極めて公平にできている。
必ず、誰にでも上昇気流をつかむチャンスはある。
全部で勝つ必要はない。
まずは、局所で勝とう。
(P40~41 引用)
得意なことで、人を喜ばせることはできないかを考える。
しかし、得意なことなんてないなと思う方もいらっしゃるかもしれない。
得意なことというのは無意識にできるものではない。
得意にする、得意なものを作るのである。
自分から得意なものを能動的に作り出すことで、勝てるようになるのである。

●「土地や建物、時には紙幣すら、世界の情勢が変われば、瞬間的に”無”に変わる。
でも、”知識”は、何があろうと奪われることはない。
だから、どこの地でも生きていけるよう”必要となる知識”を身につけておきなさい」
つまり、こう言っているのだ。
「所属している”組織”所有する”モノ”に頼るな」と。
(中略)
安定を求めるなら、所属している”組織”、所有する”モノ”に頼ってはならない。
真の安定は、「自分の能力」を高めることでしか、手に入れることはできないのだ。
(P96~97 引用)
真の安定を得るには、自分の力をつけること、「他人本願」ではいけないということですね。

●人生では、弱音は吐けたほうが絶対にいい。
弱音を吐くと人が集まる。
弱音を吐くことは、「人に頼る力」でもあるのだ。
もちろん、愚痴や人の悪口は言ってはいけない。
でも、弱音は吐いたほうがいい。
弱音を吐けることも、大切なスキルのひとつなのだ。
(P131 引用)
弱音を吐けるというのは「自己開示ができる」とも言い換えられますね。
かつてリーダーになった頃、部下の前で弱音を吐くなんてもってのほかと思っていました。
強く見せなきゃ、強そうに見せなきゃ、無理しなきゃとやってました。
そうすると部下も近寄ってこないのです。
この人に相談したら怒られてしまうかもしれない、なんて思われていたのかもしれません。
弱音を吐く勇気を持つことですね。

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