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中日新聞より。

2016年09月27日 23:43

『どこの学校か知ってるかい?』


一宮市立大中学校の伊藤先生(三六)は男子バレーボール部の顧問。
部員たちには日ごろから、あいさつの励行を指導している。
実は伊藤先生、学生時代は引っ込み思案だったという。教師になったとき、先輩の先生に「とにかく、あいさつが大切だ」と教えられた。
子どもたちに言う以上は、まずは自身から」と、あいさつを心掛けるようになった。
他校へ練習試合に出掛ける際の最寄りの駅での出来事。
ホームにいた二十代の外国人男性に部員たちがあいさつすると「オハヨウゴザイマス。」そして英語での会話が続いた。
野球チームですか」
「いいえ、バレーボールチームです」
「そう、頑張ってね」
「ありがとうございます」
それからしばらく後のこと。再び試合に出掛けるため最寄駅へ行くと、ホームの離れたところに以前の外国人男性の姿が見えた。
部員たちはすかさず遠くまで聞こえるように「おはようございます!」。
それにペコリと会釈で返してくれた。
部員たちは、すぐそばの老夫婦にも「おはようございます」と言い、電車に乗り込んだ。
そのすぐ後のことだった。
その老夫婦のひそひそ話が聞こえてきた。
「どこの学校か知ってるかい?」とご主人。
奥さんが「大和中学ジャージですよ」
「そうかい。今日はなんだかいい朝だね」
「そのご夫婦の会話は部員たちには聞こえなかったようです。照れくさかったけれど、自分のことのようにうれしくなりました。優勝できるような強いチームになれたのは、あいさつのおかげもあると信じています。なぜなら、みんなに応援してもらえるようになったからです」と伊藤先生は話す。

中日新聞掲載 2014年(平成26年)7月13日

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