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【詩】海中

2016年09月17日 23:58

そこは冷たく、どこまでも冷たく

見えるものといえば、どこまでも続く青一色

少し下方に目を向ければ、色は徐々に濃くなり

吸い込まれんばかりの漆黒へと変わる

上方は、逆に鮮やかな青がひしめき

光がキラキラと乱反射する姿も見受けられる

所々光が差し込み

光の帯が差し込む姿はつい心奪われてしまう

僕はその中空を漂っている

力なく、だらりと手を下げ

体は少し丸まった状態

足に至っては、自分ではもうどんな形になっているか

それすら、自分ではわからい

その状態でただ波に任せるまま

漂っている

力なく漂う姿は、母の胎内にいたころの姿と酷似すると聞く

そこは心地よく、いつまでもそうしていたい

自分自身の鼓動が母のものと酷似し

とても心地よい

すると、ふいに母の声が聞こえたように感じる

私はその声にはっとなり

体に力を入れる

光を求めて、手を伸ばす

少しでも気を抜けば、闇に飲まれてしまいそうになりながら

必死でもがき、光を目指す

ザバと、勢いよく飛び出た先は

光と音と熱とにあふれ

吹き抜ける空気の流れが皮膚を伝う

そして、それはまだ生きているんだということの実感へと変わる

鳥たちが楽しそうにさえずり

魚をつつく

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