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中日新聞より。

2016年09月15日 23:49

ほろほろ通信『おじさんがヒーロー


名古屋市昭和区の鈴村さん(56)は、多発性硬化症という難病で車いすの生活を送っている。自宅では、なんとか壁などにつかまりながら歩けるが、全身に痛みやしびれがあり、一人での外出が困難。
そのため、市バスを利用しての通院や買い物には、ヘルパーさんに同行しれもらい介助をお願いする。
バスが来ると、車いすから降りて手すりにつかまりながらゆっくりと乗り込む。その後、ヘルパーさんが車いすを畳んで運び込み、ブレーキをかけて動かないように気を配る。
最大限の注意を払っているが、それでも他の乗客から嫌がられることがある。ほんの少し、車いすが足に触れただけで「痛い!」と大声で叫んでにらまれたことも。狭い車中で迷惑をかけているのは当方だと承知してはいるが、つらくてバスに乗るのを臆してしまうと言う。
今年の2月。いつものように、バス停で降りようとした時のこと。鈴村さんが先にバスを降りた。続けて、ヘルパーさんが車いすを降ろそうとした時のことだった。鈴村さんの前に降りたおじさんが、突然クルッとこちらを振り向いた。「何事か?」と驚いていると、タンタンッと再びバスに乗り込んで行く。そして、車いすをヒョイッと持ち上げて歩道まで降ろしてくれたのだ。
「思わずヘルパーさんと顔を合わせて『カッコイイ!』と叫んでしまいました。お礼を言いましたが、ただ笑って去って行かれました。75歳くらいの方かとお見受けしましたが、なんて頼りがいのある!つらい日々の中で、ヒーロー出会ったような気持ちになりました」と鈴村さんは話す。

中日新聞掲載 2016年(平成28年)7月3日

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