◯学生ナナの出会い(2)

相田奈々、1◯歳。発育は良かった。胸もお尻も100センチを超えている。人の視線、特に男性の視線が気になる事もあったが、両親には感謝はしている。

◯二の夏から、出会い系を利用していた。処女を捨てたのもその時だ。こんなもんかという感覚だった。今では、お小遣いが欲しい時は迷わず使ってしまっている。

やけに高額なお小遣いを出すといった男は、予想外に紳士的で、爽やかな青年だった。

目鼻立ちはくっきりしていて、シワもほとんどなく、髪には白髪が混じっている。

キモデブじゃなくて、良かった。加藤誠治に出会って最初に思ったのは、それだ。

ナナは、何故かキモデブをつかむ事が多い。慣れは下が、身体を売る相手は選べるなら選びたい。というのが本音だ。

「それじゃ、行こうか。フレンチを予約してるんだ」

男の言葉に一瞬、戸惑ったのは、こうして会う男の殆どが身体オンリーの関係で、食事なんてした事もないからだ。

男に手を引かれ、歩き出す。駅からほど近い、小洒落たフレンチの店へエスコートされた。

椅子を引かれ、エスコートされる。クラスの男子達や、件のキモデブ達とは違う紳士然とした態度に心惹かれていた。

男の顔をじっと見つめた。男がテーブルに置かれたナナのワイングラスに何かを入れた姿など見え様もない。

「ナナちゃんは、炭酸水は、飲めるかな？」

男はナナの対面に座ると、そう尋ねる。

「はい、大好きです。でも、大丈夫かな、ほらこの後…その…ホテル行くわけですし…その…お、オナラとか我慢できなくなっちゃったり…」

相手に好意が芽生えた所為だろうか、普段は気にもしない事が気になり始め、そんな素っ頓狂な言葉が口を突いて出た。

その言葉の場違いさに気がついて、顔を赤くする。

「大丈夫さ、俺は気にしないよ。まぁ、恥ずかしいだろうし、飲みすぎない様にね」

そうして、テーブルにはペリエが運ばれてきた。セイジが、ナナのグラスへとペリエを注ぎ、自らのグラスへも注ぐ。

ナナのグラスの中で結晶型の薬品がペリエに溶けていった。そもそもが、塩粒程度の大きさに加工されているのだから、気がつくはずもない。

ペリエで乾杯の後、前菜、主菜とフルコースは進んでいった。

「セイジさんって、どんな仕事してるんですか？」

「製薬会社の研究所に居るんだ。周りは男ばっかりでね、ナナちゃんみたいに可愛い子に会えて嬉しいよ」

談笑しながらの時間は短く感じたが既に1時間近くが経っていた。

セイジの言葉に頬を赤らめながらも、それとは別の感覚に襲われ始める。

ナナの身体からは汗が噴き出し、股間がと熱を持った様に熱くなるのを感じた。

主菜を食べ終えると、ナナは身体の限界を感じて、席から立ち上がった。

「お、お花を摘みに…」

セイジは優しく微笑むと、立ち上がる。

「あぁ、案内するよ」

セイジの腕が腰に回って、ナナをエスコートする。

トイレは高級店だけあって、綺麗で防音もしっかりされている様だ。

ナナがドアノブに手をかけるとセイジはナナを押し込む様にトイレに入れる。セイジ自らも。

「せ、セイジさん？み、見られてたら出来ないよ」

自然とナナの顔が曇る。既に呼吸は荒く、身体が敏感になってしまっていた。

「出来ないって、何をだい？もしかして、オナニーかなぁ？」

ゴツゴツとしたセイジの手が不意にスカートの中へと潜り込む。

「ふあっ…だ、だめぇ…か、身体がおかしいの…」

既にショーツにシミを作るほどの愛液が溢れてしまっていた。こんな事は初めてだ。

「知ってるよ。だから、助けてあげようと思ってね…一人でするより、人にしてもらう方が気持ちいいだろ？」

セイジの手はショーツの中へと潜り込み、◯学生の割には使い込まれたクリトリスとオマンコを刺激し始めた。

「や、やめっ…せ、セイジさん…こんなところでぇ…」

その瞬間、今まで感じた事のない快楽が身体を駆け抜ける。音にするとズドンっ！そんな感じの快楽が身体を蝕んでいく。

脚に力が入らず、内股になりながら、セイジに身体を預ける様にしがみついてしまう。

「薬が効いてきた頃だろうから、ここからは指で弄っただけでも、腰が砕けるほど気持ちいいはずだよ…」

見上げると、邪な表情を浮かべるセイジの顔があった。

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と、まだ、序盤ですけど、濡場を書いてみました。

やっぱり、むずかしいなぁ…