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成程話:価値を見つける
2013年07月30日 15:41
藤尾秀昭氏の心に響く言葉より
月刊誌『致知』の取材を通して数多くの経営者に接してきたが、一業を成した人には、突出して二つの共通した要素があるのを感じないわけにはいかない。
一つは「価値を見出す力」である。
自分の置かれた環境、そこに結ばれる縁、たずさわる仕事等々に、多くの人はさしたる感興(かんきょう)も覚えず、それらはたまたまのもの、ありきたりのものと見なしがちである。
だが、一業を成した人はそこに独特の強烈な価値を見出すのだ。
もう一つは、価値を「信じる力」である。
京セラの創業時、セラミック製造の作業は埃まみれ泥まみれ、汚い、きつい、厳しいの典型的な3k職場であった。
若い社員の顔にはうんざりした色が浮かぶ。
深夜作業を終えると、そんな若い社員と膝を突き合わせてラーメンをすすりながら、稲盛氏は熱っぽく語り続けた。
自分たちがやっているのは世界の誰もやっていない仕事なのだ、自分たちは世界の先頭を走っているのだ、と。
仕事に見出した価値。
それを強烈に信じていたのである。
そして、それが京セラのベースをつくったことはいうまでもない。
価値を見出す力。
その価値を信じる力。
これこそ信念の力である。
信じ念じる力が道のないところに道をつくり、人を偉大な高みに押し上げていくのである。
『プロの条件』致知出版社
中国の四書五経の一つ、「大学」の中にこんな一節がある。
心ここに在らざれば
視れども見えず
聴けども聞こえず
食らいてその味を知らず
心がふわふわして、うわの空の状態のときは、どんなに素晴らしいモノを見ても目に入らないし、どんなにいい話であっても耳に入らないし、どんなに美味しい料理であってもそれを味わって食べることができない。
つまり、そこに価値を見出すことができない。
同じモノを見ても、ある人はそれに大きく感動し、大きなヒントを得て成功するが、逆になんの感動もなく通り過ぎてしまう人もいる。
むしろ、無感動で見逃す人が大半。
世の成功者の大半は、どんな仕事であろうと、そこに他の人と違う、何らかの大きな価値を見出すことができる人。
目の前の仕事の中に、大きな価値を見つけ出せる人でありたい。
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