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成程話:大事なのは「おもしろさ」
2013年07月28日 07:18
ひすいこたろう氏の心に響く言葉
「最高の作品をつくる時間配分。
1%ひらめき
9%努力
90%正当化」
“ジョージ・ロイス”(伝説の広告マン)。
不可能を可能にする、ニューヨーク生まれの伝説の広告マン、ジョージ・ロイス。
再選をかけた選挙を控えるニューヨーク市長エド・コッチが、ジョージ・ロイスに、ある依頼をしてきました。
「資金を使いはたして、お金が何にもない!金持ち達に、借金の肩代わりをしてもらえる方法はないだろうか?」
そんな無理難題に、伝説の広告マンはどう答えたか。
資金集めのディナーパーティーの招待状をこうデザインしたんです。
招待状を広げると、すっからかんになったポケットを両手で引っ張り出して困っている市長の全身写真。
思い切ったポーズで自分の苦境を表しています。
このユニークな招待状で、市長がお金に困っていると町中の噂になります。
ニューヨークのエリート達はその写真を面白がってパーティー会場はタキシードを着た大金持ちで溢れました。
その結果、無事、資金は調達され、市長の負債はなくなったのです。
有力者達がポケットを空にして市長の写真のマネをする程、この写真は流行りました。
大阪の、あるお寿司屋さんの話です。
街のお寿司屋さんで大切なことは「うまい」「早い」「安い」です。
でも、これは当たり前。
どこでもそれは努力している。
そのお寿司屋さんは、それに加えて「面白さ」が大事だと考えたのです。
ましてや大阪ですから。
では、どのようにお寿司屋さんに「面白さ」を加えればいいのか…。
ある時ビール工場を見学しに行った時のこと。
ビール瓶が大量にコンベアで運ばれていくのを見て閃いたんです。
「そうだ。コンベアで寿司を回してみよう」
コンベアで職人を囲み、そこに寿司を流して、お客様に自由に取ってもらおう。
何より、回っている寿司は見た目にも「面白い」ので、絶対に人々に「ウケる!」と確信したそうです。
こうして生まれた回転寿司。
開発したのは白石義明さん。
大阪のおっちゃんが思いついた「寿司が回ったら面白い」という、たった1つのアイデアが、今や世界20ヶ国以上で楽しまれています。
『常識を疑うことから始めよう』“ひすいこたろう・石井しおり”サンクチュアリ出版
新たなアイデアが成功するかどうかは閃きや努力が大事なことはいうまでもないけど、それよりもっと大事なことは、それを[正当化]することだという。
正当化とは、それが正しいように見せることであり、もっともらしく表現すること。
突飛なアイデアは正攻法では受け入れられない。でも、そこにユーモアや楽しさが加わると、そのアイデアを受け入れ易くなる。
それが、論理や常識を一瞬にして飛び越える、正当化の技術。思わず笑ってしまったり、驚いたりする面白い発想は、成功への近道
このウラログへのコメント
こんばんは。
ということは、回転寿司、
昔はちゃんと職人さんが握ったすしを回してたんですねぇ
おれいんさん:昔は全部そのまま出してくれてたみたいですねまさか面白さから来てたとは知らなかったですが
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