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出会い系の女103

2013年07月23日 14:00

男はいったんのってしまったデッキから、また、ホームに降りた。

新幹線は男を残して、すーっと、去った。

男は女の大きい目をまじまじ見つめた、
男は女にキスした、
も、美人は消えていた。

美人が消えた女は男にとって、取るに足らないフツーの女だ。
気後れはない。

女と男はいつ何がどうなるか、わからない、
それが、女と男の妙で、醍醐味だ。
いきなり成田離婚にもなれば、いきなりハラボテにもなる。


男と女は近くのベンチに腰を下ろした。

男は女の手を握った。

女は俯いた。

40女は17の生娘になった。

女もホントはわからない、なんであんなコトを口走ったのか。

ただ1つ言えるのは、

男がささやいた魔のコトバで、女のコンピューターが狂ったとしか言いようがない。

女は不用意なコトバや出来事に極端に弱い。
だいたい、パニックになる。

おまんこなんぞというコトバは女とて、どこかでいつも聞いている、
とりたてて、特段、、目新しいコトバでない。
しかし、それは人気のないところで、隠れるように憚って聞いている。

ところが、

昼食時の大勢の人が周りに一杯いるところで、聞いてしまった。
人は、たいてい、大勢の人の中にいると、何か、興奮する、
群衆の中にいると、たいがい、興奮する。
そこに、おまんこ、の一言が、引き金を引いた。

女は、宙に飛んだ。

男といる間だ、どうにも、おまんこ のコトバがアタマから追い出せない。

やっと、男と離れようとするとする瞬間、

思わず、女の口から、おまんこ、が出てしまった。

女自身も、なんで出たのか、わからない。


女はお昼のあのレストランで、催眠術にかかってしまったとしか言いようがない。

男は催眠術がなんたるか知らない、たまたま、口から出た、それだけだった。


男は駅近のラブホテルに入った。

このクニでは、
駅の近くはラブホテルがいたるところにある、探す必要はない。
なんとも、配慮が行き届いている。
どれだけ多くのニホンジンがこの配慮の恩恵に服しているか。

この配慮のおかげで、公園や物陰でおまんこしないで済む。
ラブホテルは、このクニではイヌネコのようにならないように、
人の尊厳を守っている。

にもかかわらず、ラブホテルは日陰者扱いされる、
ニホンジンとはなんて、バチ当たりなんだろう。


男は女のサリーみたいな衣装から、股に手を入れた。
女の股は熱く火照っていた。
男は、おまんこを舐めるのが得意である。

両足を開いて、ベッドに女を転がして、ストッキングの上から、
舐めた。

といっても、ニオイを嗅いだといってよい。

パンストとパンテイを一緒にずらして、

おまんこを露わにして、

ペロリ

ギャッア~

女は叫んで、気を失った。

よほど、この女はガマンしていたに違いない。

セックスは女の事情による。

毎日セックスしているモノは刺激が毎日だから鈍感だ。

おまんこ舐めたくらいでは、気絶するはずはない。

しかし、17の少女は、おまんこ舐めらルと気絶することもある。

この40女は、まさに17の女だった。

女とは年齢でない。

女の年齢は心である。

お昼のあのレストランで40女は17の少女に変身した。

女とは心でババアにもナリもするが、17,18にもなる。


女はひとたび、おまんこを舐められると、17の乙女から、再び、40女に復活した。

あなた、びっくりするじゃなあい、

いきなりよ、

はい、

わたし、シャワー浴びるね、

はい、

おんなはそそくさと、浴室に入る、シャワー浴びにいった。

女の衣服が脱ぐ音が聞こえる、

大きめのサリーを脱いで、下着を脱いで、

シャー

音がした、

男はこの待ち時間が至福だ。

妄想を太く逞しゅうする時間である、

下着は何色かな、肌は何色かな、腰の肉づきは、

も、妄想が身勝手に止まらない。

今、唇には、おまんこを舐めたという臭いが残っている。

コレで幻でないことに言い聞かせる。


オマタセ~

女はバスローブに、こぼれるようなマンゴーを包んでもってきた。

女がベッドにつくや、男は両足をこじ開けて、おまんこを舐めた。

キャッ、またあ~

女はうれしそうに声を上げた。

5分くらいナメテから、

男はベッドに腰掛けた、

美味しかったです、

????

女も起き上がり、男の側に来た。

満足しました、

今日は、コレで帰ります。

?????

しばらくして、

女は、

えっ~

まだ、いれてないわよ~

はい、

今日は、立たないのです。

えっ、え~

よくあることなのです。

・・・・・・

女は男の顔をしげしげ見た。

しょうがないわね~

それでも女は、あきれらめきれなさそうに、男を見た。

そうだ、

じゃあ、ユビでどうですか?

・・・・・・

あきらめきれなさそうな女は、不承不承ながら、

おまんこを開いた。

おとこは、もちろん、あのヒデンを探した。

5分もおまんこを弄くり回していたら、このあたりかな、と、突いてみた。

ひぇっ~

女はひっくり返ってしまった。

恐るべし、ヒデン。

ど、どうしたの?

女は聞いた。

女は今までイッたことがなかった。

そのため、この男に、もしやと一縷の望みを持って、来る、と聞いてから、キタイしていたことだった。

だから、あのレストランの、おまんこ、の一言で、コンピューター歯車がずれた。


それが、今、

チンポでなく、ユビで、この40年間イケなかったことが、

イッてしまった、

驚きである。

も、こうなっては、ゴットハンドである。

男は、女を、ユビで、1時間の間だ、数え切れないほどイカした。

イクたびに女はキレーになる、

数え切れないキレーさとは、この世のモノと思えない。

しばらくして、休んで、女はお茶の用意をした。

すごいわ、

わたし、こんな経験ハジメテよ、

主人たらね、5分よ、

も、勝手にしてって言ってあるの、わたし寝てるから。

5分くらい目をつぶってると過ぎるでしょ。

わたしね、だからセックスなんて、ちっとも、興味なかったわ。

でもね、

あの廃墟をみると、キュッと、くるの。

なんだか、原因がわかったような気がするわ。


女はおまんこ舐められたら、遠慮がなくなったように思えた、

そして、イッたら、今度は、いきなり、多弁になったように思えた。

女は40から17にも変わりもすれば、無口からおしゃべりまで変わる。

女は変わるイキモノだ。

淑女からアバズレに、
女から母に、
生娘からババアに、
貞節から淫乱に、

言えることは、女がセックスからはみ出されていると、

イヌネコを異常にかわいがったり、異常に旅行するようになる。

異常とはフツーより少し偏執という意味であるが。

女はセックスの喜びに異常に集約されている。
コレがあれば、シンでもイイ。

しかし、シンでもイイ喜びから疎外されると、とうてい叶わぬであろうが、代わりを求める。



廃墟をみるでしょ、

あの、虚しさ感が、なんとも堪らないの、キュッとくるの。

すご~く、ね、ムナシクなるの、も、たまらないわ。逃げ出したいくらいよ。

するとね、ワタシの心が震えているの、

そのとき感じるわ、

わたし、生きてるんだって。

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