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出会い系の女66

2013年06月16日 19:01

彼とセックスしてから、わたし、だんだん、気持ちが入っていくでしょ、

次が待ち遠しくてしょうがなくなるの、

でもね、彼は、心の中はわからないけど、以前とちっとも変わった風に見えないわ。

するとね、ワタシの心だけが空回りしていくのね、

相手になにがしかの反応や仕草があれば、それが拠り所になって、落ち着くのよ、女って

でもね、何にもないと、不安と心許なさでね、気持ちがどんどんどんどん、高ぶっていくの。
さっき夢にまで見るって言ったでしょ、
あれはね、手がかりがほしいの、わたしを愛しているっていう、手がかりがね。
女ってね、どうしようもない身勝手なイキモノよ。

だから、今度は、身勝手が、あなたに向かっただけなの。



ここで、メールは終わっていた。


男は急いで、メールを返した。


男は、むろん、女のオファーを受けたいから、是非にとお願いした。



ありがとうございます、恋人にとのご要望、わたしでよければ、是非お願いします。

タダ、あなたのご希望にどこまでも、役に立つかわかりません、それでよければ。

あなたのいうとおり、わたしはまじめです、まじめしか取り柄がない男です。

しかし、この年になって、女性とのつきあいを真から望むようになっています。

あなたのメールを読んで、心から打たれました、こんな世界もあるんだな、ということにです。

そして、あなたの病理、こんな言い方したら失礼かもしれませんが、
わたしにはそれしかいいようがないことなので、あえて、病理と書きます。

あなたのこの病理に、すごくわたしは関心があります。
究極の愛情破壊
わたしはこれがどんなことなのか知りません、しかし、
すごく興味があるのです、知りたいのです。
そのためにはどんなことも厭いません。


最高の快楽は死、と同義になりますよね。

すると、わたしが思い浮かべる死とは、まったく違ったモノであることになります。

第一、私たちは、死を知っているのでしょうか?

死んでヒトが生き返って、死とは、こうなんだ、と説明してくれたら、コトは簡単ですが。

わたしたちが知っている死って、傍観者の死ですよね。
他人の死ですよね。
それって、ホントの死なんだか、疑問ですよね。

こういうことに、あなたの最高の愛情は、究極の愛情破壊
これに近づくことは、

間接的に死を、知る一助になるかもしれません。
ホントの死ですね。


こんな、ハナシはともかく、
あなたの、究極、究極の愛、究極のセックス、究極の快楽、にすごく興味があります。

わたしは、あなたの恋人役でよろこんで実験台になる、心づもりでいます。

よろしくお願いします。


男はメールを返した。




明日は2万円の女の話が待っている。

次の朝起きて、男はいつものように、ニュースとPCを見た。

昨日は気がつかなかったけれど、違う女から、メールが入っていた。

男には毎日頻繁に女から、メールが来る。
10以上の出会い系に登録しているから、当たり前といえば当たり前だ。
しかし、ほとんどは全部、迷惑メールだ。
サクラと小遣い稼ぎだった。

サクラも小遣い稼ぎも相手しないわけでないけれど、いっこうに埒があかない。
女にカネを使うことは苦でない、
しかし、埒もない女にカネを使うのは、男の残された時間に余裕がない。
これが20,30代であれば、時間にたっぷりな余裕があるから、
相手するのはいっこうにかまわない。
しかし65男の時間は、遠目でも見えてきた向うに、死の背中がくっきり見える時間でもある。


女からメールが来るのは、日課にしているコメントのレスだ。
レスが無視されるのは当たり前だから、来ればすぐわかる。
そして、これも当たり前だが、気にいった女にコメするから、
返ってくれば、素直にうれしい。

この女は変わっている、廃墟がスキ、というのだ。
そして、セックスでイッたことがない。ログにそんなことが書いてあった。
年は37、写真はない。

廃墟萌えで、イッたことがない女、
すると、セックス廃墟の女、ということになるのか。
男の興味を惹いた女だった。

廃墟の女は、2万円の女から帰った後で、ゆっくり、考えよう。

今は、2万円の女の話が、気がかりだ。


電話が鳴った、鈴木からだ。

これから向かうが、イイか?

お昼前なら、少し、イイですが、

と、答えたら、すぐ、鈴木が家まできた。


いやあ、このまえは

はい、

挨拶ともつかぬ挨拶を交わした。

鈴木が言った、

あのな、出会い系で知り合った女と、おまんこ、昨日してきた。

そりゃ、よかったじゃないですか。

それが、よくもないのだ。

えっ、どういうことですか

うん、女と別れてから、すぐに、見知らぬ男から電話がかかってきてナ、

オレの女に、手出しするとは、どういうことだ、

そんな風に切り出されてナ、

じゃあ、引っかかったのですね。

どうも、そのようだな。オレもヘンだとは思ったのだ、割り切りとイイながら、
帰るとき、カネを受け取らないのだからナ。

おい、どうしよう。

その男と会うしかないですね、女の前で。女がどう言いだすかですね。

だって出会い系サイトでしょ?知り合ったのは。

そして、鈴木さんが、ムリやり、女を連れ込んだわけでないでしょ。

うん、そうだ。

だったら、簡単ですよ、

その男の目の前で、この女は喜んで不倫したんだ、ってはっきり言えば、いいんじゃないですか。

オイ、オイ、そんなこと言えるか。

鈴木さんらしくもない、その男に一発殴られれば、それでおしまいですよ。

カネ言われたら、どうすんだ。

カネ?

そんな女にカネなんって、もったいないでしょ、

鈴木さんが、1発か2発、殴られれば済むことですよ。

オイ、オイ、痛いぞー

イタイでしょうね、

オイ、オイ、

イノチには別状ナイですよ

わたし、これから、用がありますから、いきます。



鈴木と別れて、2万円の女との約束の例のスーパー駐車場に、クルマで向かった。

女は待っていた、

膝頭までのジーンズミニスカートで、上もジーンズだった。
ニクメない丸い目が周囲を伺っていた、髪はかなりふっくらして、
ぽっちゃり顔に被っているようだった。

足は少し太めで、ニョッキリ感がある、肌白でそそるモノがある。


女は近寄って、

ゴメンナサイね、今日は。

男は車から出て、挨拶を交わした、

いえ、いえ、とんでもありません、さ、どうぞ。

車に誘った。女はドアを開けて助手席に座った。
男は、迷わずラブホテルに行った。女からどんな話が出ようと、
ラブホテル密室空間の方が都合がいい、と思ったからだ。

今回は、女の方が男の後ろについてきた。昔日の感がある、
しかし、師匠筋であることは変わりない。
男は女に気を遣っている。

部屋に入ったが、女はいつもと勝手が違っていた。
いつもなら、真っ先に声をかけて、男にいろいろ、指図したり、
自分でテレビを弄ったりお茶を入れたり、賑やかな女だった。
そのたびごとにニクメナイ目が、男を包んだ。
しかし、今日は、ニクメノナイ目がいつもと違って、クルクル動かなかった。

男は、気にせず、お茶の用意をした。

どうぞ、

ありがとうネ、

女に渡して、自分も飲んだ。

二人でベッドの並んで、お茶をすすって一息ついた。


あのね、

女は切り出した、

おカネ、かしてほしいの

イイですよ、


えっ?

女はお茶をこぼしそうになって、ビックリした。

てっきり、女は110%、断られると思っていた。

この男と会って今回で4回目である、カネを借りられる相手でない。
そのくらいわかっている。
ダメ元で、聞くだけ聞いてみようと思った。
タダ、それだけだった。

男の意外な返事に、体が震えてしまった。

女は、あのニクメナイ丸い目で、男を、ジッと凝視した。

しかし、男は女の正面に向かず、そのままお茶を飲んでいた。


あのオ~

おそるおそる、聞いた、

ホントに?

はい、

でも、おカネよ、

はい、


大金よ

ハイ

ホントに?

女は、まだ信じられない

ホント?

はい

100万円よ

はい


ニクメノない目が渦を巻いた。

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