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出会い系の女60

2013年06月10日 19:07

わたしね、ソリャ、精一杯がんばったわ。
夫の面倒に子どもの世話、そしてご近所さんお付き合いもね。
もちろん、仕事も本気よ。

お家に帰ってくると、ぐったりね。

で、寝る前の、ある一瞬、悪魔が囁くの。

おまえは、いったい、なんのために生きてるんだ、ってネ。

ゾクッとするわ。

も、何も考えないでね、寝るわ。疲れてるから床に入ると直ぐよ。

次の朝、何事もなかったように、また1日が始まるわ。
これの繰り返しで1日なんてあっという間に過ぎるわ。

でね、また、またあの、
おまえは、いったい、なんのために生きているんだって、ね。

悪魔が囁くの。

1秒もかからないわ、ほんの一瞬よ。

仕事が終わって、夫のところにいくでしょ、
夫はいつもとおんなじでちっとも変わってないわ、ベッドに寝てるだけ。

生きてる証しは、あの、オシッコ入れよ。
ニールに入った黄色い液体だけが、夫と私を結びつけているだけなの。
だから、あの、黄色い液体を見るたびに、安心するの。

看護ったって、手を握るだけよ。ぬくみはあるわ、
でもね、手って、ことばを求めるもナのね、当然言葉なんてないわよね、
すると、

一瞬だけど、ほんの一瞬ね、あの聞き覚えがある、

おまえは、なんのために生きてるんだ、って。

も、わたし、震えるわ。

だからね、なるたけ手を握らないようにするの。
その代わり、あの黄色い液体で夫とコミュニケートするのよ。


夫が事故に遭って、三年めに悪魔の声を聴いたのね。
わたし振りきって、そんな声などに耳をかさなかったわ。

でもね、五年目に入るごろになるとね、
あの、悪魔の声が真実になってくるの。

夫はなに一つ変わらないわ、変わるのは子どもよ、見違えるように成長してるわ。
子供は時間が流れてるの。
夫は時間が止まってるの。

流れてる時間と止まってる時間の間に、わたし挟まれてるでしょ、

するとね、私自身が浮き彫りにされてしまうのよ。

そうするとあの、悪魔の声が真実になるのね。

今でもかわりなく、愛してるわ。

しかし、ソレハもはや観念よ。

5年になって、わたし、出会い系に登録したの。
始めはね、日記を綴っていれば気が紛れるかもしれない、というだけだったの。

当然、男人と知り合うでしょ、それが目的だから。
もちろん、好き嫌いなんてないわ。
それでも、やり取りしていれば、次第に関心が出るわ、あってみたくなるに決まってるわ。

男の人と会えば、ベッドにいくのって、むつかしくないわ。

それまで五年間以上、セックスなんてご無沙汰よね、きゃは
体がね、ぜんぜん反応しないの。
うんともすんともよ。わたし、ちっとも興奮しないの。

こういうのって男の人はすごく困るらしいの。
おまんこに入れても、うんともすんともだから、すごく気味が悪いんだって。

男の人もすぐやめちゃうわよ。

で、バイバイね、きゃは

わたしね、夫が事故になる前は、フツーよ。世間一般とおんなじね、たぶん。
だってこんなこと比べられないものね。

でもね、夫の事故に遭ってから、わたしのなにかが、変わったのね。
夫の体がなんの反応を示さなくなったでしょ、

なんだか、変なハナシだけど、それがわたしの体に移ったようなの。

これって、夫の仕返し?

それとも、嫉妬

それとも、戒め?


わたしね、夫に精一杯尽くしてきたわ、愛してもきたわ。人並み以上よ。
でもね、夫の反応しない体みてると、何かが、違うの。

悪魔が囁くの。

おまえはフリーだってね。

病床で夫といる、止まった時間が、わたしを圧縮するの、
ギュッと。
この圧縮がもっと強くなると、わたし、爆発するんじゃないかと思うときがあるわ。

でもね、そんなこと起こりゃしないわ。

なにごともなく過ぎていくわ。

出会い系でね、また別の、ある男の人と知り合ったの。

当然、セックスするでしょ、案の定、わたしの体なんの反応もしないわよね。

ところが、この人、わたしの反応しない体に俄然、興味を持ったの。


セックスするたびに、じっくり、あせらないで、わたしのからだをたっぷり愛撫するのね。
まるで、氷を舌で溶かすようだったわ。
それも、真剣に諦めないでね。

セックスするたびに、わたし、彼に、申し訳ない気分になったわ。
でも、彼、そんなこと意に介さないの、わたしのからだを、待つみたいなのよ。

で、ね、3ヶ月も経ったとき、ピクッと、わたしの体が反応したの、
でも、それっきりよ。
彼は、諦めないでね、続けたわ、
続けるとおもしろいことに、も、彼は意地みたいになっていたわ。

半年も過ぎた頃かしら、ピクッが、ピクピクに変わったの、
も、彼喜んだわ、つい、わたしもほだされて、喜んでしまったわ。

氷の塊が崩れた瞬間ね。

そしたら、わたしの体を覆うっていたガラスがね、ひび割れたの。
なんっていったらイイかな、
血が逆流した瞬間よね。

も、彼はおまんこに入れて本気になって、腰振ったわよ、きゃは

彼は汗かきながら、別に、わたし見たわけじゃないわよ、
後で終わってから、彼の顔見たら汗だくになっていたからね、

で、わたしのおまんこに一気にフィニッシュにもっていったの、

そしたら、そしたら、

わたし、それまで経験したことがないくらい、あんまり、あんまり、
気持ちよすぎて、
彼が抜いた瞬間、
一気に迸ったの、

もちろん、わたしになにが起こったかわからなかったわ、
彼だって、なにが起こったか、わからなかったわ。

彼は腰を抜かして、も、ベッドから転がり落ちたわ。

そう~ね、信じないかもしれないけど、

盥、2杯分よ、

ベッドの布団もシーツも、も、使い物ならないのよ

余った分は床にこぼれたわ。

彼は、今、なにが起こっているか理解しようと悶えているんだけだ、
彼の小さな脳みそでは理解できないのね。

わたしだって、ビックリしたわ。

しばらくしてから、やっと、ろれつが回らない口で、彼はしゃべったわ。

すごい、すごい、こんな潮吹き見たことがない。

ダムが決壊したんだ。

彼うまいこと言ったわ、快楽ダムだって、きゃは。


それからね、わたしが変わったのは。

も、彼はわたしとセックスやることが生きがいになったわ。

毎日というわけにはイカないわね、おたがい事情があるから。
でも、彼からいつも、やろうやろうと言ってきたわ、もちろん、わたしだって都合がつけば、
飛んでいったわ。

わたし自身がビックリしてるんだし、こんなにセックスって楽しいすばらしいって、
味わったんだもの。



そしたらね、こういうセックスを味わってから、

夫のコミュニケートって、あのビニールに入った黄色い液体って言ったでしょ、

夫の手を握りしめたくなったの、無性にね。
そしたら、夫の手を握りしめてもね、
あの、悪魔の声が聞こえなくなったの、
そしてね、
以前より、もっと、もっと、夫が愛おしくなったの

わたし、ビックリよ、


男はここまで読んでまた唸った。

トラウマの女といえ、この純情淫乱の女といえ、
端で見る女とは違い、ひとたび、女の心の内奥に入り込むと、
まったく別な世界があることに思い知らされた。

トラウマの女もこの純情淫乱な女も特殊かもしれない、
しかし、特殊であるからこそ、人間の普遍があるように思われる。

フツーの女は、誰でもトラウマの女に、純情淫乱の女になれるのだ。
事情タイミングが合えば。



あなたも、そんなことない、と思ってるでしょ?

なんなら、タメしてみる?

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