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成程話:自分を嫌う人がいたら
2013年05月03日 20:30
ジェリー・ミンチントン氏の心に響く言葉より
大きな書店で面白い本を探しているとしよう。
伝記には興味がない。
児童書は何年も前に卒業した、犯罪ドキュメンタリーは怖いので敬遠する。
コーナーからコーナーへと移動すると、色々な本があることに気づく。
興味のある本もあれば興味のない本もある。
冒険小説のコーナーを通り過ぎると、推理小説のコーナーがあった。
これだ!貴方は数分以内に一冊の本を選び、それを買って帰宅した。
ところで、なぜこんなに多くの種類の本があるのだろうか?
それだけ多くの種類の読者がいるからだ。
その点で人間は本に似ている。
退屈な人、不愉快な人、自分とかけ離れている人、自分とぴったり合う人等様々だ。
人々の多様性を考えると好きになれない人がいるのは仕方がない。
貴方を嫌っている人がいるのは当然なのだ。
では、貴方は貴方を嫌っている人にどう対応すべきだろうか?
自分に危害が及ばない限り何もする必要がない。
誰かが貴方を嫌っているからといって、貴方に問題があるわけではない。
自分の性格の一面を変えて好かれようとする人もいるが、余程問題のある性格でない限りそんなことをする必要はない。
もし他の人達から嫌われている自分の側面をすべて変えようとすると、一人ひとりの好みは全て違っているのだから、とてつもない作業に取りかかることになるだろう。
『うまくいっている人の考え方』ディスカヴァー
誰だって人から嫌われたくない。でも、どんなに徳が高い人だろうと、世の為人の為に尽くす篤志家であろうと、その人を嫌う人はいる。
それが分かっているのに人から嫌われたり非難されれば傷ついてしまうのが人間。人を変えることはできない、というのは永遠の真理。
そして、自分を変えるしかない、というのも同じく真理。
もし自分のことを嫌う人がいたら、書店の書棚を思い出すことかも。
好きな本もあれば嫌いな本もある。
たとえ自分を嫌う人がいたとしても、何もする必要はない
このウラログへのコメント
ロックフィッシュさん:ですね。どう考えてもよくない部分は直した方がいいけど、そうじゃないとね
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