ワイセツなもの

初潮が来たとき、私は小学生でした。そのことは授業で習っていました。でもこないので「もしかして私、おちんちんがないだけで本当は男だったらどうしよう。胸だって全然大きくならないし(平たい)」
来たとき喜んでお手洗いで母を呼びました。生理用品の使い方を教わったりして。よかった！女だった！
次の日は体育を休みました。でも、体育系のクラブも休みました。
授業では繰り返し「月経や夢精は恥ずかしいことではありません。それをはやし立てたりするほうが恥ずかしいことです」と教わりました。
クラブのＫ先生(男性、２４歳くらい)に「先生、生理がきたので休みます」といって休みました。
翌日、授業担当の先生(女性、４０歳くらい)に隅にひきずりこまれ、｢あなたねえ！あんまりはっきり言うものじゃないの。Ｋ先生、とまどってらしたわよ｣ええ～。恥ずかしくないものだってあなたが言ったんじゃないですかあ。
今では、私は｢私の身体は天とおかあさんに与えられたキレイなものです。ワイセツできたならしー部分など一点もありません｣と、うんと仲のいい人には言っているよ。