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キッスは瞳にして恋は…

2006年08月24日 23:22

恋愛視覚はいらない。声と吐息、香りと温もりと舌に絡みつく味…だけでいい。
こんなこと言ってるとまた『えっちな女だな~』と思われるかな。

だけど、通りすぎた男たちの顔は覚えていないけど、味ならきっと思い出す。
男の吐息に感じる。抱きしめられたまま貫かれて、抜き挿しを繰り返されると媚壁が弛く痙攣を始める
『…』
もう堪らない…と言った風情で彼の鼻腔から息が漏れる
『はぅ…ン』
お礼の代わりにしがみついて声を上げ、何度か締め付ける。
抜き挿しが激しくなるお願いイッて…
セックスは嫌いじゃないけど苦しいだけ。
悲鳴だけは上げまいと、シーツを噛んで枕を握り締める

彼の動きが止まる。もう、イッたの…?違う、まだ大きくて熱いのが刺さってる。じゃあ…考えがまとまらないうちに額に頬に、瞼に…唇が降りてくる
そっと目を開けると彼がいた。
『お前が苦しそうだから…』
『あたしは…構わないのに』
『それでも、可哀想でね』
可哀想なんて単語すら出さなきゃ、口でしたのに…残念ね

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