甘い誘惑《13》･･･オフィスで?!

　･････昨夜濃密な時間を過ごした俺と香織は

　･･･用心の為別々にホテルをチェックアウトする。
　
　昨夜はあの後、三度も絶頂に昇りつめた香織だった。

　･････さすがに寝起きはけだるそうだった。

　まあ俺は一回しか射精しなかったからそれ程でもないが（笑）

　････まだ下腹部に昨夜の余韻が残っている。

　きっと彼女も同じだろう。（笑）

　･･･ふとそんな事を考えながら会社に出社する。

　俺は会社に着くとあわてて書類をまとめ始めた。

　そう。今日は朝から会議があるある日なのだ。

　････何とか会議には間に合った。（苦笑）

　午前中に会議は無事終わった。（ヤレヤレだぜ。笑）

　･････午後からデスクで書類整理を始める。

　香織はと言うと何事も無かった様に黙々と仕事をこなしている。

　･････すっかり陽も暮れて辺りは暗くなり始めている。

　･････社員も皆帰り始めている。

　ふいに俺は席を立ち用を足しにトイレへと向かった。

　トイレへ入ろうとした瞬間、背後に人の気配を感じ振り返ると･････香織が妖しい笑みを浮かべ立っていた。

　俺は一瞬驚いて立ち止まった。

　彼女は辺りを見回すとすばやく俺の腕をひっぱりトイレへ引き込んだ。

　･････トイレのドアを慌てて閉めると香織はクスッと笑いながら小声で　

　「･････ここでシテ。」

　俺は苦笑を浮かべながら答える。

　「･･･ここでして欲しいのかい？」

　香織は軽く微笑むと俺の唇を貪るように抱きついて来た。

　････もうすでに呼吸が荒い。･･･興奮しているようだ。

　昨夜の余韻がまだ二人には残っているせいかお互いに息遣いが激しくなる･････


　･･･････次回　オフィスでの情事に御期待下さい。（笑）