デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

娼婦と聖女この二面性

2006年08月12日 04:04

娼婦と聖女この二面性

その女は 輝くばかりの身体の愛らしい美しさにおいて並ぶものなく その手足の動き 美しい容貌 見事な髪の毛 もっとも優雅な身のこなし 優しく従順な心において 光彩を放っていた

その顔の美しさ その唇の優雅さは 百合の白さに薔薇を混ぜたようなものだった

創物主たる神の 並ぶもののない驚くべき創造物と呼ばれるほど 彼女容姿の美しさは輝いていた


女はその美しさゆえに罪を犯し 美しさと比例して罪も重い


イエスがオリブ山に行かれた時のこと 

律法学者パリサイ人が 姦淫の場で捕らえられた女を連れてきて 真中に置いてから イエスに言った

「先生 この女は姦淫の現場で捕まえられたのです
モーゼ律法の中で こういう女を石打にするように命じています
ところであなたはなんと言われますか?」

彼らはイエスをためしてこう言った

それは イエス告発する理由を得るためでもあった

彼らが問い詰めてきたので イエスは言った

「あなたがたの内で罪のない者が 最初に彼女に石を投げなさい」

これを聞くと ひとりひとり出て行き イエスが一人残された

女もそのままそこにいた

イエスは言った

「女よ 貴女を罪に定める者はいなかったのです
私も貴女を罪に定めない 
行きなさい
今から決して罪を犯してはなりませんよ」

ヨハネ福音書 第八章より抜粋】


この女こそ マグダラのマリア

イタリア語で Maria maddalena(マリア・マッダレーナ)

愛称Malena(マレーナ


マレーナ」(2000年イタリアアメリカ映画
監督:ジョゼッペ・トルナトーレ
出演:モニカ・ベルッチ ジョゼッペ・スルファーロ ルチアーノ・フェデリコ マティルデ・ピアナ  


ラジオ第二次世界大戦へのイタリア参戦を告げ
 シチリアの小さな漁村カステルクトは異様な興奮に包まれていた 

そんな晩春

白いドレスを着 開いた胸元から見える 白く透き通った肌 黒い髪 動きにつれあらわになる女の美しい曲線

12歳のレナート(ジョゼッペ・スルファーロ)はその瞬間初めてマレーナモニカ・ベルッチ)と“出逢った”

彼女は 結婚直後に徴兵された夫の帰りを待ちながら 海岸沿いの家に一人で住んでいた

その美しさは町中の男達を虜にし 町中の女達から嫉妬で睨まれていた

マレーナに魅了されていたレナートは彼女を影のように追い 深夜彼女の家に訪れて隙間から盗み見をし 彼女との妄想を膨らませていく

黒いスリップからこぼれる豊かな乳房 明かりに透ける太腿 華奢な腰 そして一人 夫の写真を抱きかかえ踊る姿。。。 

マレーナレナートにとって唯一の女性として心の中に居座る事になった

しかし マレーナの目にとまらないレナート

男達の熱い眼差しも受け付けないマレーナ

彼女の唯一の存在は夫だけだったから。。。

しかし 夫の戦死が伝えられマレーナにとって悲劇の幕があがる

美しき未亡人は 男達の欲望眼差しによって奈落の底に突き落とされる事になる

 
女はその美しさゆえに罪を犯し 美しさと比例して罪も重い


いつもに増して長い前振りでした(笑)

このえーがは 初観とっても嫌悪感を抱きました

ストーリーを文章にすると 切なく甘酸っぱい大人の女に恋をした少年の日。。。

って感じなんだけれど 実際はお下劣で残酷

マレーナは 実際には声をかける勇気もない少年レナートの視点で描かれているから 彼女の人柄なんかまったく分かるはずもなく レナートの妄想が作品の“核”になっているワケです

もちろんアタクシは“女”ですから思春期男子の妄想がどんなもんなのか知るはずもないワケで はっきり言って引きました。。。

しょっちゅう家を覗き見に行ったり 下着を盗んだり 彼女恋人同士になった事を想像しながらひとりエッチしニヤついている姿なんか見せられてもねぇ。。。

共感もなにも引くワ!(笑)

男の人が観たらまったく違うんでしょうけれど。。。

その行為自体に引くっていうのとはまた違くて 明らかに女の子と行動が違う事に 違和感を覚えた感じかなぁ。。。    

アタクシもティーンの頃に大人の男性を好きになってしまった事あるけれど 肉体的な部分よりも精神的な部分で好きになったから そっちのが大きかったんだよね(女の子は殆ど 精神的な部分から“好き”が始まると思ふ。。。)

もちろん! 肉体的な部分で 欲求もあって自覚もしていたから レナートが色々想像してしまうのもワカルけれど!

ワカルけれど でも。。。

やってる事 ストーカー行為だよね?(笑)

これ いくらファシズム下のイタリアであっても大人がやってたら犯罪よね?

というワケで初観は嫌悪感を抱きました

が 2回3回と観ていくにつれ 思春期であるからこそ 素直で純粋な想いで恋をしている少年レナートを見事に描いているって解ってきてから 好きな映画になりました

素直で純粋って表現 この場合はまっさらキレイさとはちと違いますよ(このニュアンスを言葉にするのは難しい><)

マレーナについてはあまり言及するつもりないけれど 流石『イタリア宝石』『世界で最も美しい女優』とうたわれているだけはある!!

モニカ・ベルッチ

とにかく完ぺきな美しさこれまた控えめに 抑え気味に醸し出していて素晴しい!!

哀愁”って言葉 男性によく使われるけれど マレーナモニカ・ベルッチには“女の哀愁”を感じます   


煙草を取り出すと 四方八方の男達から火を差し向けられるマレーナ

フランスの名女優カトリーヌ・ドヌーブは自分の煙草に火をつけたことがないって逸話を思い出しました。。。



画像ドルチェ&ガッバーナの香水の広告『SICILY』のモニカ・ベルッチ



 

このウラログへのコメント

  • ち~どん 2006年08月12日 21:52

    男性はまず、肉体的外観から入ります?精神的な部分から人に愛情を抱くのは、女性&成熟した男性かな~?★

  • yoshi 2006年08月12日 23:32

    毎ログ読んでるとBBさんがとてもエロチックに思えてくる☆スタイルも綺麗そうだし目と唇もセクシーです♪

  • tarashi 2006年08月23日 02:40

    ギャスパー・ノエのアレックスをごらんあれ。僕はこの手のものは嫌いなので見ませんけど。

  • 吉☆ 2006年08月26日 22:31

    ダビンチコードではそのマリアはイエスの妻
    誰にも認められないマリアの救い
    心から慕うのも当然

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

プロフィール

BB

  • メールを送信する
<2006年08月>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31