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【1年で1番辛い日】

2006年08月02日 02:19

【1年で1番辛い日】

あなたを失ってちょうど3年がたちました
手放してから初めてその大事さに気付きました
こんなにも重いものだとは思わなかったよ
今でも苦しくなって、泣き続けて、消えることはない


私は今うまく笑えてるかな


今から書くこと
共感を得たいわけでも、同情して欲しいわけでもありません
もう一度自分と向き合うために、自己満足のために書きます
もしその中で何か伝えられることがあればいいなと、そう思います


思い出す度に今でもそのときの光景も感情も忘れられずに
息が詰まってただ苦しくなる


私は自分の子供を殺した
殺した?バカみたい、悲劇のヒロインぶってるつもりか












妊娠していますね」


真夜中に病院に走って告知された瞬間も
レントゲン見てその場で泣き崩れたことも
つわりで何度も吐き続けてその姿を親に見せてしまったことも
昨日のことのように思い出す


ねぇどんなつらい思いで親はその姿を見てたかな


手術をする前に3回程病院に通った
待合室はねぇ
赤ちゃんを連れた母親
旦那さんらしき人が寄り添ってるお腹の大きい女の人ばっかりだったよ


辛かった
本当に辛かったよ


私は自分の子供を殺しに
一人そこに座って呼ばれるのを待っていたんだから


医者さんも看護婦さんも
「また無責任に若い者が」と汚いものを見るように・・・


誰がなんと言おうと守れるのは母親の私だけだった
私は自分が一番大事にするべきものをこの手で離した
自分を守るために
そうするしかなかったのか
わからない


今までグレることもなくそれなりにまっすぐ育ってきた
顔向けできないようなことは何一つしてこなかった
なのに何で?


ここまでしてきてあんたがしたことはこれかって
二人にとっては初孫やって
あんなにいつも強気なのに
初めて私の前で涙を流し怒ったお母さん
その瞬間本当に息がとまるかと思った
忘れないよずっと、ごめんね


今でも傷はそのまま
命日がやって来るたびに
生まれる予定日が近づくたびに


いくつになったとか
どんな顔してたのかとか
泣いたって仕方ないのにいつも想うばかり
『後悔』
こんなに私を支配するものだと思っていなかった


格好つけでも何でもなくてそのときから2人分生きようって決めた
どんなに辛くても背負って生きようと
何度も何度も泣いてきたけれど
いっそ忘れてしまいたいと願ったこともあるけれど
忘れて良いことなんてひとつもないと、そう意地を張り続けた


生でやるのが気持ちいいから避妊しないと、そういうログをたまに見かけます
別に悪いだとか、無責任だとか責めるつもりはまったくありません
私は人に意見を押し付けることが嫌いだし、やりたいようにやればいいよ
そこまで言う義理は何もないから


ただ伝えたいこと
あなたは知っていますか?
手術して取り出された命は、潰されてゴミ箱に棄てられることを


私はあとから知りました
こんなにも重いものだと
嘆き叫んでももう戻ってはこない


以前ある男性のログを読みました
堕ろすことは人殺しと同じことだと
さらっと文章中に書かれてありました


そうよ私は人殺し
そんなことはわかっている
簡単に言わないでよ


私の愛した人は子供のできない人でした
定期的に病院に通っていて
だから毎回避妊せずにやっていた
バカだね本当に
妊娠したって話をしたときに、逆に私を疑ったんじゃないかな


一生一緒にいるものだとお互い信じていた
それしか別れる理由がないっていう出来事が
最悪な時期に、そのタイミングですべて重なった
借金
親の病気
そして私の妊娠


これ以上苦しめることはできなかった
私は「一段落したら別れよう」と切り出した
普段絶対に涙を見せなかった人が電話越しで泣いていた


「一生背負ってやっていく。お前のことも一生想っている。」
そして私の前から姿を消した
その人との将来はそこで終わった


そして2カ月後に連絡は途絶えた
あまりに急な出来事
「おかけになった電話番号は現在使われておりません」


住んでる場所も働いてる場所も曖昧にしか知らなかった
そんなのは別に興味なかったから


一回携帯を失くしたことがあったね
でも私のアドレス手帳メモってたから連絡できた、よかったって言ってたね
私はその頃からアドレスも番号も、携帯自体一度もかえてないんだよ


妊娠が発覚するちょっと前に
自分が経営している会社のお金をもって友達が逃げたと言っていた
そのときからすでに死にたい
そう一回こぼしたことがあったね


あなたは今生きていますか?


この先離れてしまうけれど
この痛みを忘れずに生きていこうと共に誓ったのに


生きていることさえわかったならば、それ程心の励みになることはないのに
確かめることもできずに、ただ影だけを追い続ける
一人で背負うのと二人で背負うのとは違うよ


妊娠したって電話で話をしたときから一度も会っていない
その後連絡は何度かとったけれど
私の記憶はそのときの悲痛な声でとまったまま


一生想っているなんて
この世にそんな言葉は存在しない
絶対に忘れないなんて
そんな言葉はもう信じていない


でも願う
なるべくできるだけ長い間
想っていてくれることを
人は離れていくものだけれど
離れていってしまわないように


こんなことが起きたすぐあとだったのに
一人暮らしを許してくれた
それは昔大ゲンカしていつも冷たくしていた
お父さん


ありがとう


一言も何を言わずに「わかった」と肩を軽くたたいてくれたその大きさに
「ごめんなさい」も「ありがとう」も言えず
涙がとまりませんでした


ギターを弾ける10本の指も
気持ちを伝えることができる声も
食べ物をおいしいと感じることのできる心も
そんなあたりまえなことができる身体に生んでくれた
お母さん


ありがとう


本当はどんな事情があろうともその人を許すことはできなかっただろうに
一度だけ私を責めたあと、今でも変わらず温かく包んでくれています


何を考えずダラダラ朝まで飲んで歌って
バカ笑いして心の底から自分のことを見せることができる友達


ありがとう


その笑いとツっこみと素直さに
どれ程助けられてきたことでしょう


何があっても別れないと言い切ってくれる
私の彼氏


ありがとう


こんなにめんどくさい女なのに
人が離れていくことを恐れている私に
安心を与えてくれる


そして過去に縛られている私をありのまま受け入れてくれた私の愛している人


ありがとう


そんな人が現れるとは思わなかったよ
お互い想っているのにうまくはいかない
複雑に絡み合ってどうしようもない
離れなければならない運命なのか
わからない
本気で想っているのに、彼氏と別れることもできないまま












今まで築き上げてきた信用も、自分の大事にしていたものもいっぺんに失った


それでも支えて助けてくれた人たちのおかげで
失った分見えてなかったものがたくさん見えるようになりました


恵まれていることに感謝します


その心と優しさだけは忘れずに
また笑いながら泣きながら
前を向いて歩いて行こうと思います


最後に
周りにいる女の人の身体を
少しでも考えてもらえたらと
女性は自分の身体を大事にしてもらえたらと
そう思います
押し付けは致しません


本当に世の中色んな意見を持っている方がいらっしゃると思います
常識も非常識もその人の立場にならないとわかりません
こんなこと書いてバカじゃないのかと思うかもわかりませんが、それはそれで流してもらえたら幸いです
自己満足ですからね
最後まで読んで頂いてありがとうございます












命日8月2日
深く深くお祈り申し上げます

このウラログへのコメント

  • おじゃ 2006年08月02日 02:25

    自分を責め、追い詰める必要は無い。嫌なことから逃げてもいい。ただ、生きることから逃げなければいい。

  • 雲海 2006年08月02日 06:17

    貴女がその想いに到った事が何よりも大切な事です。過去は消せませんがその貴女が前を向いて確りと生きて♪

  • 啓二 2006年08月02日 10:36

    感謝できるのは素敵なことだと思います。
    うまく言えませんが、今そう思えるのはきっと良いことです!

  • オオシマくん 2006年08月02日 19:13

    あー、気軽にコメントできないが、それでも僕らは生きていくのだよ。

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