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若気の至り!?

2010年08月13日 22:05

とは言え、結婚後、7、8年経った頃だろうか^^;

30代半ばにさしかかった頃のカミングアウトになるが・・。

頭の片隅では、管理職試験を意識しながらも、期末前後4ヶ月は、目前の案件に追われ、連日の午前様に加え、週休2日は名目上の休日出勤で、残業100~170時間という激務の中に居た。

給与にも反映され、妻には寝に帰るだけの状態を「母子家庭」と揶揄され始めた時期でもある。

〈本題〉
オーバーワークは、ストレスを蓄積させ、(上司執拗な誘い=遊び過ぎで停められたカード代わりに呼び出され)精算を肩替わりさせられる等々の反動も加わった。

それは、上司をと別れた後、
○一人静かに飲み直す事
接待店から移った女性からの案内で訪ねた四谷見附
Barでの出会い
だった。

当日、紹介女性は、カウンターで他の客対応で挨拶のみで、代わりに付いたのが、奈緒だった。
カウンター越しに対応する筈が、初見だったせいか寡黙なマスターが、奈緒と並び話に加わった。

マスターとの会話が増えると、奈緒は「私、今日は客になる!」と宣し、カウンターを出て、僕の隣席に座った。
店のルールも解らず、カウンター越しの会話は、話しかけられるままに奈緒の対話に切り替わった。
話し始めて気付いたのは、彼女が既にかなりアルコールが進んでいる事だった。
(会話の展開は忘れたが)気さくな会話のいきがかりで、ふと彼女ポニーテールを外し、コメカミから手を入れ、髪を指で鋤いた事で、局面が変わった。
おちゃらけ気味の彼女が大人しくなり、僕の左肩に頭を預けて来た。
酔いが回ったと思い、暫く壁役を果たした。
15分も経った頃、急に肩が軽くなり、観ると奈緒がマスターを呼び、「私もう帰る!」と言い、僕の腕をとり、「一緒に帰ろう!」と言う。
どうしたものかと思い、マスターに声をかけると、
「この娘(ko)の家は近くなので、もし時間的に余裕があれば、途中まで送っていただけないか?」と言うので、精算を促し、紹介女性に目礼を交わし退店した。

終電時間は、とうに過ぎておりタクシーを拾い、少し我が儘な姫をお送りする為、後降りの僕が先に乗り込んだ。

動き出す前に尋ねた。
『姫、どちら方面に向かわせましょうか?』
姫曰く、
「どこでもイイの!」
と宣(notamau)う。
日付は変わり土曜。
『それでは適当なお城に向かいましょう』と耳許で囁き、ドライバー新宿方面に向かう様に声をかけた。

抱き寄せると、目を閉じ貌(kao)をあげるので両目蓋に唇をあてた後、そっとキスをした。
すると、奈緒の両手が首に手が回されひきよせられた、
強く唇が押しあてられた。
新宿二丁目にさしかかり、らしいネオンを認め、下車を告げた。

※以降次回へ
※世のパートナーの居る男性諸氏も、半ば不可抗力的な(意図しない)展開に遭遇するケースもあるはずです。シチュエーションや展開に疑問やご意見あれば、どうぞご記入あれ!^_^/

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