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続・羞恥心の話

2006年07月02日 03:32

 
すいません、今日は多少下品(?)な話を含むので、
シモネタ苦手な方はご遠慮下さい。
…今更か?
 
 
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風が吹いて、女性スカートがめくれたとしよう。
スカートの中が見えると、大抵の男性は喜ぶ。
ラッキー」と思う。
だが考えてみれば、太腿や下着が一瞬見えたからと言って、
大したことではない。
今時web上で検索すれば太腿や下着どころか、
生の性器だって簡単に見られるはずだ。
それなのに、たかがパンチラが男性には嬉しい。
これは、下着等が本来見えてはいけないものだという
『常識』による部分が大きい。
本来見えないものが見えると、無条件で嬉しいのだ(男なんて可愛いものだ)。
 
 
こんな簡単な仕組みだが、面白いことに、
常識を逸脱した側は、何の落ち度もなくても羞恥心を感じる側になり、
目撃した側は、何の努力もしていなくても、羞恥させる側になる。
大袈裟に言えば、パンチラを喜ぶのもSの精神だし、
恥ずかしがるのはMの精神と言えなくもない。
下着程度、見えても気にしないという事は可能だし、
実際気にしない女性もたくさんいる。
それでも、見えてしまったことに羞恥する女性もまた多く存在する。
見えないことが普通だからだ。
それほど、羞恥における『常識』の存在は大きい。
 
 
 
こう考えると、女性にSよりもMが多いことに納得がいく。
女性は男性よりも、守るべき『常識』が多いのだ。
スカートがめくれた程度でも『常識』を逸脱するのだから。
 
 
例えば、女性が公共の場所で裸をさらすのは、女性の側の恥になる。
一応法律上では公然猥褻女性の罪になるだろうが、
実際には裸を見せられて苦痛を感じたり恥に思う男性はいない。
ところが逆に、男性が裸をさらした場合、男性側の恥にはならず、
むしろ見せられた女性の側が苦痛を覚える。
これは、単に男性の方が動物として欲情し易いためではない。
女性が男性に裸を見られてはいけないという『常識』がある一方で、
男性の裸はむしろ見られてはいけないのではなく、
女性が「見てはいけない」(或いは「見るものではない」)
という『常識』があるからだ
(まあ、単純に汚いから苦痛に感じるというのもあるが)。
 
 
 
他にも、男性は堂々と立ち小便をするが、
女性は用を足す姿を見られるだけで恥と思う。
見られないのが『常識』だからだ。
ある国では、屋外の、5メートル置きに目印のついた場所で、
女性も男性も関係なく用を足すという。
それが『常識』なので、誰も恥ずかしいとは思わない。
 
 
排便に関して言えば、日本の男性の場合、「大」は多少恥ずかしかったりする。
この羞恥心はおそらく、座って行うことに起因するのではないか。
普段の立った姿勢が『常識』とすると、座ってまでわざわざ行う作業は、
常識、と言うより『日常』から逸脱した、
羞恥の対象となる行為として、一線を画すのだろう。
 
女性の場合は小でさえ座る、という部分に羞恥の原因があり、
前のチャックだけ開けて、立って済ませられる構造であったら、
男性と比べなんら恥ずかしいと思う要素は無いはずだ。
大にしても、馬や牛のように、立ったままポロポロできる種族なら、
おそらく女性だろうが男性だろうが、羞恥心を持つことはないだろう。
 
 
また、男性の中には、排便する姿を見られても何ということはないが、
お尻を拭く姿は見られたくないと思う人も多い(私もそうだ)。
これは、お尻を拭くという行為が、極端に非日常的な行為であり、
明らかにその事に神経を集中している為だと考えられる。
排便新聞を読みながらでも出来る「日常の範囲内」の行為、
拭くのはその事だけに専念せざるを得ない、「日常の範囲外」の行為なのだ。
その証拠に、ウォシュレットで洗浄して乾燥もしてくれた場合、
その姿を見られたからと言って、男性は特に恥ずかしいとは思わないだろう。
ボタンを押せば新聞を読んでいても終わる「日常的行為」に収まるからだ。
 
 
従って、今後科学の進歩によって、
よく描かれる未来の寝起きのシーンのように、
ベッドが自動で起きて顔を洗ってくれ、歯を磨いてくれ、
朝食が自動で完成して口に運ばれるような世界になったとして、
例えばその場で臭うことなく排便でき、
お尻の洗浄も自動でやってくれるようになれば、
全ては日常の範囲内に収まり、どこにも羞恥に値する行動は無くなる。
職場でも、仕事をしながら着替えも食事も排便も済ませられるようになり、
男性だろうが女性だろうが、羞恥を感じる余地は無くなる
(そういう世界で職場に通う必要があるかどうかは別として)。
 
 
そうなってしまえば、もう女性も無駄に常識の逸脱を恐れる必要はなく、
盗聴・盗撮痴漢ストーカーといった卑劣な犯罪に怯えることも無くなるのだ。
性犯罪ゼロも夢ではない。
 
 
 
だが…正直そんな世界で生きるのは御免だ。
日本の女性には、日本女性らしい常識と羞恥心を持っていて欲しい。
世の中には、若い女性こそ最も価値が高いという幻想が溢れているが、
良識ある(?)Sにとっては、下着が見えてもはばからない10代よりも、
風が吹くと裾を押さえて慌てる40代の方が、ずっと魅力的に感じる。
10代より40代が良いという意味ではなく、年齢に関係なく、
常識と羞恥心のある女性の方が魅力的なのだ。
 
 
 
Sとは、羞恥心に敏感な人種である。
それはつまり、『常識』に敏感ということであり、更に言えば、
常識に左右され、縛られている人間なのだ。
私もまた、誰よりも常識に縛られつつ、
自分と同じだけ常識に縛られた女性を探して、さ迷い歩いているのである。
 

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