今まで言わなかった…

'06W杯ドイツ大会の日本代表への想い…


先程日本代表の予選が全て終りました。

勝敗は言わずとも皆さんご存知で…



結果、日本代表はグループリーグ4位で敗退です。


先日のログで、日本のサッカーに対する考え方について警告をしました。


この話には、あたしの中である想いがあって書きました。


日本にプロリーグが出来てから10数年…

これまで日本サッカーは物凄い勢いで成長を続けてきました。


沢山の試練を乗り越えて…


今回のW杯代表は紛れもなく日本史上最強のプレイヤーが揃ってました。


それは可能性を秘めた選手達が、ジーコの元新たなる歴史を創る為集まった戦士です。


そして、また新しい歴史として刻まれました。


選手達は全身全霊で強力な相手に立ち向かっていきました。


3試合共に1つのチームとして、しっかりと最高のプレーをしました。


確に結果が全てかもしれない…


でもそれは1大会としての結果であり、日本サッカーの終りではありません！



試合終了後、中田英は中々ピッチの中で立ち上がれないでいました。


彼にとって3度目の‥そして多分、最後のW杯となるでしょう…


ピッチの上で仰向けのまま、泣いていました。



しかし彼は、
「はじまりだょ…これからだ‥」


と、言っていた様に見えました。
音声ないから口の動きで‥ですが…



何事も常に真っ直ぐ上に伸びていく訳ではありません。


ある程度上に伸びたら一旦止まったり、横にずれたりしながら徐々に向上していくものです。


急速に伸びてきた日本サッカーは今正にその時期にいるんだと、この大会が始まる前から考えていました。


でもこれは、後退ではなく前進の上での結果なんです。


今代表に選ばれている選手の中で次のW杯まで残る選手は殆んど居ないとおもわれます。



次の世代、また新しいプレイヤーが出てくると思います。


10年以上かけて伸びてきた訳だから、世界に通用するチームに育つ迄またそれ相当の時間はかかると思います。


それでも少しずつ…

確実に世界に近付いていくのです！


今回の大会で、日本に足りないモノ,必要なモノ,日本が持っているモノまたこれから伸びるであろうモノ‥たくさんの収穫がありました。


そして、この大会をアツぃ気持ちで見つめた我々日本人…



次の世代またその次の世代に受け継がれ、今までに無い素晴らしい選手が今後産まれる事…


そして日本人に、日本サッカーがしっかりと根付く頃…


新たなる最強日本代表が産まれます。


いつまでもその心を絶やさぬ様、厳しく冷静にそしてアツく今後の日本代表を見守って行きたいと、想います。



紛れもなく史上最強の日本代表の戦いは、W杯予選敗退という結果だったけど、その名に恥じない戦いをし、全力でやり抜いた結果である事‥また[最強王者ブラジル]に先制点を、1点をとった事に誇りを持って…





日本代表はこれからも戦い続けてくれます。

我々も、日本代表に恥じぬ様‥これからも戦い続けましょう！！





まだまだ'06W杯ドイツ大会は続きます。

決勝T‥世界の華麗なるトッププレイに酔いしれながら…