なつの終わりに

お盆も終わりやがて九月の声を聞こうとする日の出来事です

仕事帰りに立ち寄ったショットバーであの子を見た、お互いに目と目が合って俺は軽く会釈をしたら、あの子は優しく微笑んで俺のところに何気に座った
お互いに世間話をしながら楽しくその夜を過ごしまた会える日をを約束した

その日が来た

前と同じ椅子に座り、また何気ない世間話をした
帰りがけにそのこはふと寂しげにした時
俺はこの後を約束した

一緒に歩きながら、思わず肩を引き寄せフレンチからディープなキスをするとそのこは膝から崩れそうになり熱い吐息を吐いた

その後、自然の流れでラブホに連れ込んだ
2人は熱く長い夜を過ごした、翌日俺は目を覚ましたがそのこはもう居なかった

次の夜

俺はあの店に行きあの子が来るのを待った

夜深けにあの子は俺を探すかのように店内を一通り見渡し、俺を見ると明るく優しい笑顔で近寄ってきた

その夜の2人の熱い時間を過ごした
でも翌朝あの子はやはり姿が見えない
俺は何故だろうと考えながらそこを後にした


またあの店であの子を待った