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その後・・・ 二人目の男

2006年06月05日 01:21

あのロストヴァージンからカラダがすぐに
熱くなりやすい。

彼は1ヶ月に2回の割合で私を求めてくる。
飲み会のあとに何事も無いように皆と別れたあと
二人の家どちらかで落ち合う。

求め合って。
それだけ。

カラダの余韻が残ってるのに
彼は帰っていくし、私を送っていく。




飲み会で皆が雑魚寝していた夜のことだった。
皆が寝入って10分後くらい眠れないでいた。
右に彼が眠っていて、ずっと私の太ももに手を置いていたから。
お酒でカラダは敏感になっていた。
すると彼は私の頭に手も持ってきて彼の胸のほうに引き寄せようとする。
私は何をしたいのかわからずそのままゆっくりと顔を胸に寄せる。
すると彼の左手が彼のベルトをあけようとする
衣擦れの音がする。
薄い毛布の上からは何をしているのかはすぐにわかってしまった。
彼は私の頭をさらに下のほうへ持っていく。

私にフェラチオ強要しているのだ。

私は従った。
何も考えられなかった。
薄い毛布の中にもぐりこみ
彼のモノを取り出す。
音を立てないように・・・
そっと。
途中でチュッと音がしてしまったとき
彼は毛布の上から頭を小さく叩いた。
音を立てるな。
そうして
周りに人が眠っているというスリルの中
私も濡れていく。

5分ほど経った頃だろうか。
彼は私の口の中で果てた。
どうしようもなく飲み込む。
苦い・・・。
毛布から出て彼を見ると
彼はもうすでに眠りの中へと落ちている。

朝の4時
周りを起こさないように抜け出すと
自分の家まで歩いた。
寒くて自販機で暖かいミルクティを買う。
暖かな甘い液体がカラダに入ると
なぜか涙が出てくる。
吐き気がした。
近くの茂みに駆け込むけれど吐けない。
私何やってるんだろう。
何でこんな女なんだろう。

飲みかけの缶をその場に投げ捨てた。

朝はまだ遠かった。














彼の誘いを断り初めて2ヶ月。
学校の友達の紹介で出逢ったのは29歳の人。
年齢はそれこそ10歳も離れてるけど、サーフィンヨットなどをしているひとで25くらいに見える。
話をしていても女の子皆に優しいし、どう見ても
遊び人だった。
飲み会で私が気持ち悪くて寝ていたとき
コンビニで薬と飲み物を買ってきてくれた。
下心が見えてしまう。
いや、ただ気があるだけなのか・・・。



数日後
夜9時に電話がある。
29歳の彼からだった。
「近くで飲んでて何してるのかなって思って。もうすぐでこっちお開きだからそれから飲まない?」
わたしはわかった。
私と寝たいのだと。
2ヶ月間一人で欲求を満たすしかなかった
私のカラダは素直だった。
「いいよ~。迎えに行くから終わったら電話してね。」

彼が来る。
私にも下心があるなんて思われたくないから
距離をとって座る。
たわいも無い話が続いたとき
ふと彼が窓に近づいた。
「今日晴れてるな~月が綺麗に見えてるよ。電気消したらもっと綺麗に見えるかな。」
電気を消す。
「ホント綺麗だねー。」
5分くらい月を見ながら話す。
「そろそろ電気つける?」
「このままでいいよ。」
「何で?暗いじゃん。」

そのままベッドに押し倒される。
「いや?」
「ちょっと待ってよ。」
大丈夫。やさしくするから。」
「っちょっと・・・」
唇をふさがれて、抵抗するけど
本気じゃない。
自分が予想していたとおりになったから。
ホントは期待してた。


なんて学習しない女なんだろう。
いや、この頃はまだわかってなかったんだ。

ただ気持ちいいことに溺れていたい。
彼氏がいないんだし、彼女のいない人と
一晩過ごすことの何が悪い?
一晩だけでも誰かのぬくもりの中で眠りたい。
一晩でけでも安心して眠りたい。
そう思っていたんだ。

一晩だけの夜のあとが一番辛いとこも知らずに。


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