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永遠の若さを求めて~陰陽交合

2009年09月24日 22:22

永遠の若さを求めて~陰陽交合

なぜ、分離した男女をひとつに融合させる必要があるのか。

それは、そうすることによって、不完全な人間が、神仏へと生まれ変わると信じられてきたからだ。

この梵我一如の解脱境をめざして性エネルギーの活用してきた秘儀の系譜のほかに、性エネルギーの活用にはもうひとつの系譜があった。

養生法がそれである。

~陰陽五行説~
宇宙の万物は、大極から分かれた陰と陽の二気から生じ、この相反する二気の動き、相互持続作用によって生成変化、消長盛衰している。そして、万物は陰と陽に分けて考えられている。

陽 - 天・日・火・光・男 など

陰 - 地・月・水・影・女 など

陰陽は光と影のような存在で、分離独立したものではない。

自然の変化はすべて陰陽の働きに支配されている。四季の移り変わりも、人間の体の変化も、陰陽の循環にもとづいている。
天候、季節の異常も、体の病気も、陰陽の循環の乱れが原因だとされる。、

天と人は陰陽の気で結ばれているという観念が房中長生術のを生んだ。

素女という仙女黄帝に房中術を説く経典、『素女経』の中で、素女は五行の水と火を陰陽にたとえ、男女の違いを巧みに説いている。

水の分量と火加減がうまくいかないと、料理は上手にできない。

男女の交わりも同じで、女(水)と男(火)が調和しないとだめだ。
水は少なくても、多くてもよくない。火は強くても弱くてもだめである。苦い思いをするだけでなく、体を損なうことにもなりかねない。

水火相済(すいかそうせい)でなければならない。女(陰)と男(陽)は足りないところを補い、助け合うという意味だ。

火と水は男女の違いをよく表している。
①火は燃やすく、消えやすい、水は温めるのに時間がかかる。しかし、ひとたび熱くなると、冷めるのもゆっくりしている。

②燃料がないと火がつかない。水はそのままで水だ。また適応性に富んでいる。

③水を温めるには火がいる。火を消すには水が必要だ。

これは男女の体内に五行である火水の属性があるからだ。

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