催眠状態の心地よさ

その後。

電話で催眠に導いてくださったかたとは違う術師さんと
実際にお会いする機会に恵まれて、とある場所で待ち合わせました。
（ラブホではありませんｗ）

穏やかな声の持ち主さんで、見た目も癒し系。
メールのやり取りの中で「悪い方ではない」と思っていたこともあり、
若干緊張したもののそれもすぐにほぐれ、たわいない会話をした後で
いよいよ催眠へと誘導していただきました。

場所的に雑音が多く、集中力が途切れやすい私には
催眠には少し入りにくいところがありましたが、
術師さんが慣れた手つきで導いてくださったので
安心して身を任せることができました。

その方はリラックス系の暗示を入れるのが得意と仰っていて、
私は深い催眠状態の中で、ただふわふわと浮いているようでした。
何にもない広くて白い部屋の中で。

その後、深化と覚醒を繰り返し、どんどん落ちていきます。

私はすっきり目覚めた後ではなく、深化しながら落ちていく
その感覚と、
落ちる暗示を待つその間がたまらなく好きです。

暗示を与えられるという行為に、
支配されるという感覚を重ねているからかもしれません。

根っこの部分はＭですから（笑）

その日お会いした術師さんは、そういう私の内心を知ってか知らずか、
淡々と暗示を入れてくださって、何ごともなく２時間のセラピーは終わりました。


「何事もなく」にちょっと不満があるあたり、
どうにも私は支配されたい願望が強いようです（笑）