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ハワイを夢見るランパブ嬢(2)

2009年09月08日 00:55

まずは夕飯をと、焼肉屋に入店する。


もたもたと肉を焼く彼女に対し、甲斐甲斐しく肉を焼き、取ってあげる自分。

なんだか世話をしたかった。ありがとうと彼女は言い、
焼肉を食べる男女は一線を越えた仲なんだよね」と意味深な事を言う。



確信した。今夜はヤレると。



1時間程して、彼女の行きたがっていたバーへ向かう。


お洒落なバーだった。バーというよりはゲームセンターみたいな感じ。広いフロアビリヤードやコインゲームなんかも置いてある。客は飲んだり踊ったり思い思いの方法で楽しんでいる。バーの静けさと言うよりはクラブの活気ある雰囲気



それにしても外国人率が非常に高い。嫌な予感がした。


席に座り、酒を飲む。


彼女の目の色が変わり出す。まるでランチバイキングに来た子供の様だ。きょろきょろと周りを見渡す。


外国人目当てだった。


彼女の彼は今、日本を離れている。


また戻ってくるらしいが今は一人。男と遊びたかったのだろう。それも日本人ではなく彼氏の様な外国人と。


彼女が餌を撒き始める。


「暑いね」と言いながら厚手のセーターを脱ぐ。
肩を出し、胸元を強調した露出度の高い黒のセクシーなナイトドレス。
よく見ると派手なブーツがよく似合う。



・・・本気だ!


残念ながら自分に向けられたのではない。周りにいる外国人男性に流し目で誘い始める。


効果はテキメンだった。


自分が酒のお代わりを買いに行って戻ってくると、外国人の男にナンパされている。彼女はまんざらでもない表情。自分が戻ってくると「Sorry・・」と席を離れていく外国人。ここの外国人紳士が多かったので助かった。


そんな事を4,5回繰り返した。


俺は眼中にないか、と心の中で苦笑。さてどうやって彼女を口説こうか。

・・・


そのバーには2時間も居ただろうか。残念ながら男付きの女に言い寄ってくる程日照っている外国人男がいなかったのだろう。



彼女は業を煮やし言い出す。



六本木に行こう」



ああ、あそこは強力なのが居そうだ。
電車がない事を祈った。


続く。

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