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放浪ゲーム10 狂宴

2009年08月21日 01:06

放浪ゲーム10 狂宴

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異様な光景だった

公園の水場でとり憑かれたように手を洗う浮浪者

公園の宴

いや これは狂った宴

主役は結衣

結衣のブラウスははだけて、

ブラもはずされている

いくつもの手が、

その胸に這う

嫌がるわけでもなく、されるがままに

いやむしろ楽しんでいるようにも見える

わたしはただそれを眺めながら

コップの酒を飲んでいる

結衣の形のよい胸が歪む

浮浪者たちの手でもみくちゃにされる


すぐそばでは車の音が聞こえ

通りすぎる人にも丸見えの狂宴

そんな音に混ざり結衣の笑い声と息使いが聞こえる

少しづつ荒だっていく息使い

「ねえ、喉が渇いたよ」

わたしはコップの酒を結衣の口に注ぐ

口からこぼれた酒が

首筋をつたって胸まで流れる

浮浪者達は命の水をすするように

我先にと争って吸い付く

狂ってやがる、そう思った

恋人同様のわたしの前で

浮浪者達のなされるがままにされている結衣

それを平然と酒の肴のように眺めているわたしも

狂っているのかもしれない

「あはは、ねえ、こぼれないようにちょうだい」

そうねだる結衣に

わたしは口移しで酒を飲ませた

「あはは おいしい」

これでいいやと結衣は思い

これも一興とわたしは思っていた

「んぐっ」

結衣の口に浮浪者たちのものが

代わる代わるにねじ込まれる

浮浪者のものは多分汚い

匂いだって想像がつかない

まるでB級のピンク映画

浮浪者たちに犯されながら

いや 違う 同意の上だから

浮浪者たちを受け入れながら

わたしを見る

手を差し出す

そこに行って手を握れと?

違う 

そんなことを望む女じゃない

わたしは 宙に手を差し出す

そして 握る

結衣も同じように

きっと気持ちは繋がっている

でも 身体は離れていく

そう 潮時なのかもしれない

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