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流産って・・・?

2009年08月12日 23:36

日本ではあんまり知られてへんことやけど、北京上海といった大都会以外では、「中国一人っ子政策」は全然守られてへん。

地方から上海に出てきた女の子を面接すると、50人に一人ぐらいは一人っ子がいるけど、殆どの子は兄弟姉妹がたくさんいる。
罰金が払えなくなったら仕方がないで終わるのか、地方政府が甘いだけなのかはわかれへんけど、農家は男の子が欲しいから、男の子が産まれるまで頑張るのかも・・・。
しかも、よう言われる黒戸籍と違うて、ちゃんとした戸籍も持ってる。

話がそれたけど、地方とは逆に、北京上海ではほぼ100%一人っ子政策が守られてる。
法律もあるけど、既婚者に聞くと、「もう苦労するのはこりごり」とか、中流的な生活を楽しみたいという気持ちも大きいみたい。

そういうわけで本論(前置きが長すぎる!)
一人を出産した女性の多くは、(リングとかの)
避妊手術を受けることになる。
離婚しても、再婚せえへん限りは、リングは入れたまま。

では、未婚なのにできちゃった場合はどうするか?当然中絶するんやけど、妊娠して早い時点やったら、たいてい薬を飲んで流す。
(私の一番の疑問は、日本でもこういう薬があるのかってこと。誰か教えて欲しい)
よう覚えてへんけど、たぶん1万数千円ってとこ?

・・・で、この中絶中国語では「流産」っていうよね。
日本の流産とはちょっと意味合いが違うんで、最初はぴんと来んかったね。

ところで、上海の会社で、多くの部下を持つあるキャリアウーマンがいた。
彼女は家に帰ると可愛い娘を持つお母さんやったけど、会社では大声で男も叱り飛ばす厳しい女性
日本人上司である私にも、自分の思う意見を遠慮なく議論してくる極めて前向きな人で、私自身も一番信頼していた。

いつもはきはきした彼女が、ある日言いにくそうに、休みを欲しいと申し出てきて、理由を言わなかった。
彼女の腹心の部下である女性に聞いて、やっとわかった理由は、リング避妊手術をしてたのに、できちゃったらしい。
それで「流産」するために、休みが欲しかったらしい。

なんでもリングを入れても、10年?かなんかで御利益がなくなるらしい。
想像もせんかった話で、ホンマにびっくりした。

まあ、上海ではいろいろな経験をしたわなあ!

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