- 名前
- まさ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 49歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- リラックスさせる会話から始めて、キス、指使い、舌使い、挿入の加減、腰の動きまでテクニ...
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年上(第1話)
2009年08月05日 09:13
ある出会い系サイトで1通のアプローチメールが来た。
「掲示板のメッセージが気になりました。私で良ければメールしませんか」
そこは無料サイトで男性の競争率が高く、掲示板にメッセージを載せても男性はなかなかメールがもらえない。もちろんサクラはいないが。久しぶりに来たメールに相手のプロフィールがついている。49歳。出会い系には単なる一夜限りの遊び相手を求めている訳ではないので、僕にとっては、年齢や単なるルックスだけが条件ではない。即答。
「こちらこそ、よろしくお願いします。まずは、自己紹介しますね・・・」
彼女の名前は長岡亮子さん。主婦だが子供はおらず、平日は事務職のパートに出ている。好きな本や彼女が最近はまっているサッカーの話で盛り上がったり、パート先での社長や他の社員のおじさんからのセクハラ話をしながら、1ヶ月ほどメールをするうちに、会いましょうという話になった。
「でも、私はおばさんだから、会ってガッカリしないでくださいね」
「大丈夫です。僕は外見で人を判断しませんから。亮子さんとは話も弾むだろうし、楽しいデートになりそうですよ」
彼女が指定した待ち合わせの喫茶店はとても珍しい場所。この建物、知ってたけどこんなところにお店があったなんて(ちなみにこのお店、今では仕事でもよく使わせてもらっています)。お客さんはほとんどいないから、絶対にわかるはずと言われた通り、約束の時刻、広い店内に客は二組。うち一組は老夫婦で、残りは女性一人。女性の席に足を進める。
「はじめまして、雅志です」
「はじめまして、亮子です」
確かに49歳と言われればその通りだが、なかなかの美人。年齢に似合う風に、ちょっとふっくらした感じは色っぽさを感じる。職場のオヤジ連中がセクハラしたくなる気持ちもわかる。その喫茶店で30分くらい話をして、お互いに少しずつ打ち解ける。
場所を移して夕食。中華のコースを二人で食べながら、色々なことを話す。いろんな趣味が似ているなと思いながら話をしているとあっという間に9時半だった。
「そろそろ出ましょうか」
外に出て手をつないでブラブラと歩きながら、彼女は今日、どこまでを期待しているのか・覚悟しているのかを探っていた。この瞬間はドキドキするが、いつも楽しい。
まあ、大人だし、誘ってみるかと、道を決めて歩き出す。この先には何があるか、彼女も理解したようだ。イヤならちゃんと断るだろう。入り口から更に僕が進もうとすると入り口の前で彼女が立ち止まる。
「私、雅志さんのこと、すごくいいと思ったけど、さすがに今日は無理」
「わかりましたよ。無理にとは言いません。楽しみは先まで取っておきます」
と言って、彼女を抱きしめてキスをした。
「もう、強引なんだから。全然、先まで取ってないでしょ」
「顔が嫌だって言ってませんよ」
「そんなこと言うんだったら、顔見せないから」
メールのやり取りでは全く感じなかったが、話をしながら、この人、結構Mっ気が強いな、と感じた。普段の生活ではノーマルだが、ベットの上ではいろんなMプレイを試してあげると喜びそうだ。
彼女を駅まで送った、別れ際。
「亮子さん、目つぶって。キスするから」
「こんなに人がたくさんいるのに、ダメでしょ」
「冗談だよ、冗談」
と言って、頬から顎にかけてさすってあげると嬉しそうな顔をした。一連の反応から僕は彼女をMだと確信して、次のデートのプランを練り始めた。
<次回へ続く>
このウラログへのコメント
>ちゃあさん、
頑張って書くので待ってて下さいね♪
>ようこひめさん、
大成功ですね~^^
現実にはだいぶ前に終わった恋なんですけどね。。。
>白雪さん、
お待たせしました!第2話、書き上げたので是非、読んで下さい^^
まだ序章ですね。今回は何話まで続くんだろう。。。
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