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17th Country Road Part 6

2009年08月01日 22:26

17th Country Road  Part  6

「あなたと会うから…」と言った。
亭主の淡白さを語り
しきりとセックスレスをぼやく割には
過激なTバックをつけてきている。
それを指摘したときの
ややムキになっての答えがこれだった。
性に狂う熟れた人妻が好んでつけそうな
バイオレットの妖しい小さな布きれが
ぐっしょりと花液を吸い込んで
黒いダッシュボードの上に置かれている。
暗色を背景に浮かび上がった紫陽花のように
湿気をたっぷりとたたえた卑猥さだった。
なぜか、その存在感に圧倒され、
以前に覗いてしまった若い男女のカーセックスのデジャブが
ちらちらと浮かんできては性感を刺激する。
信じられないような窮屈な姿勢をとって
ダッシュボードを両足の支えにして
大きく開かれた股間の付け根に顔をうずめて
舐めあげ
吸い上げ
しゃぶりまくる。

「いや。いや。こんなの。」
「こんなこと。こんなこと。」
「やめて。ね。やめて。」
「違う。違う。やめちゃやだあ。」
「ね。ね。くるの。くるの。またくる。」
「やだあああああ。」
「お願い。もう。もう。」
「ゆるしてえ。」
「してええ。もっとして。」
「してえええ。くくくく。」
ずんずんとたかまってゆく女の性は
正反対のシャウトを矛盾にさせない。
がんがんと狭い車内に響く
あられもないソプラノ
炎のように吐きながら何度でも何度でも
のぼりつめる。
暴れる脚のもだえ方を見ると
ホテルの中でのそれなりに激しかったセックスよりも
数倍過激な悶え方だった。

あの覗き見してしてしまった
若い男女のつたないけれども激しいカーセックス
ダッシュボードにふわりと置かれた白い下着
二匹の白蛇のように掲げられて絡み合う左右の脚。
そのイメージを今正確になぞっていくことで
こちらの興奮もどんどんと高まってゆく。
大きく開かれてしまい
濡れそぼって口を開ける性器
激しく舐めながら
佇立したペニスからほとばしるのは
先走りなのか、精液なのかも
もうわからなくなっていた。
それだけの興奮。
それだけの快感
たかがカーセックスで、
正直ここまで堕ちるとは
思ってもみなかったが
それは女もおなじ。
亭主のためではなく
男とからだをつなぐときのために
手入れされた薄いヘア
だから簡単に触れる大きく開かれた性器から
どぶりどくりと愛液を吐き出しながら
鋭い声を発しては幾度となく達しまくっている。

ホテルであれだけ乱れきり
あれだけ愛液を撒き散らし
ここで始まってからもすでに何度か登りつめているのに
なお、頂を目指して激しく
あがき
あえぐさま。
始まりはあんなに幼いセックスだったのが
わずかな時間で本能のなすがままの
メスそのものになってしまっている。
後戻りできない性の領域に
こうしてこの女も踏み込んで行くのだ。
「頂戴、お願い。」
「いまここでいれて。」
「ここで、してえ。」
じっくりと
ねっとりと
クンニリングスを続けられ
何度も達した挙句が
ついに挿入をせがみだした。
だがそうはさせなかった。
ホテル射精を押さえ込み
ここでねちねちと責め続けるのも
もっともっと
究極の快感にようやくめざめだした
この人妻を狂わせたいからだった。

舐めあげながら助手席のシートバックを完全に倒す。
そして悶える身体を後席側に押し上げてしまう。
これで生まれたスペースを利用して
身体をずらしながら互い違いの姿勢になる。
窮屈至極。
アクロバチックな舐めあい。
ゆがんだ形でのシックスティナイン
そのまま手を伸ばして
ルームランプをつけてしまう。
わずかな光量のルームランプでも
薄闇になれた目にはまぶしかった
目の前に濡れた性器が震える襞ごと
ぱっくりと口を開けている。
だらだらととどまることなく愛液が垂れ流れる。
その体勢のまま再びクンニリングス
「あああああああああ。」
女にとっても同じでルームランプの光を浴びて
じっとりと濡れたペニスが目の前で
てらてらと光っているはずだ。
「舐めるの。くわえるの。」
切迫した言い方でせがむフェラチオ
ぬめりとぬるい唾液に包まれる。
その唾液が流れるように佇立の周りをくすぐりだす。
男の脚が、頭より高い位置にある
なんともいやらしい体勢でのなめあいの形だ。
いまさっきまで
「入れて、入れて。」
とせがんでいたのが嘘のように、
この行為に没頭しだす人妻
新たな刺激をまたうけいれるかのように
身体をくねらせ性器をふるわせながら
またも高みに達してゆく。
かろうじて顔を上げると叫ぶ。
「ね。ね。どうして?どうして?」
「またイク、私。」
「ああああ、ぎゃああああ。」
あとはペニスをくわえながらの悲鳴だけになった。
オスとメスのにおいで車内がいっぱいになる。
ままよ、とキーをまわして窓を開け放つ。
流れ込む5月の緑の香り
本来さわやかであるはずなのに
奇妙に淫らだった。

全裸の肌をかすかに渡る風でくすぐられながら
この交合は少しずつ
クライマックスに近づいていく…

(続く)

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