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「ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界」レビュー☆

2017年12月12日 00:04

「ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界」レビュー☆

エル・ファニング、アリス・イングラード主演他。冷戦時代に突入した1960年代ロンドン。生まれた頃から、どこへ行くのも何をするのも一緒だった仲良しの女の子二人。ジンジャー(エル・ファニング)とローザ(アリス・イングラード)は学校の授業をさぼって宗教政治ファッションについて話し合い、少女から大人へ変化する青春時代を満喫していた。しかし、思想家でありジンジャーの父親でもあるローランドアレッサンドロ・ニヴォラ)に、ローザが恋したころや、それぞれの反核運動への思いの違いから、二人の友情関係に亀裂が生じていく。家族や友人ともうまくいかず、日々核の脅威が報道されるなど、ジンジャーを取り巻く世界は、思い描いていたものとはかけ離れていく。そんな中、明るい未来を手に入れるため、ジンジャーは歩き出すのだった―。サリーポッター監督×エル・ファニングで贈る、思春期の揺れ動く心情・成長する様を繊細かつ美しい映像で綴る感動作。

5/10点!!エルがまだ幼くて赤毛と反抗的な瞳のせいか、少年のようにも見えて美しかったです。ローザ役のアリス・イングラードも別タイプの美少女で二人が青春を謳歌している姿を観ているだけで詩的な美しさに浸れる作品。17歳という年頃はパワーがあり余っているけれど、何かを変える力はなく、世界や自分の親友や両親が思い描いていた方向とは違う方へ変わっていくのを、もっと早く成長しなくてはと頑張るけど、至らないジンジャーの未熟な気持ちは、幼い頃に経験したなと胸がツキンと痛みました。ローランドはそんな娘を見ているのに、自分のことしか考えられないのは、恋だから仕方ないのではなく、自分本位だなと思いました。あんな幼い少女たちに甘えて良いわけがないです。ジンジャーのいっぱいいっぱいの心をさらに打ち砕く行動に出てしまう母親もどうかな。気持ちは理解るけど、ジンジャーのことを一寸も考えられなかったのだとしたら悲し過ぎます。破裂しそうな感情を不機嫌そうな顔で覆い隠して、顔をクシャクシャにして泣きじゃくるジンジャーの表情が頭から離れないエル・ファニングの成長途中の魅力が詰まった作品です。2013年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年12月12日 00:52

    何か、、良さそうな予感(^-^)/

    観てみたいです(*^^*)

  • ユリ 2017年12月12日 07:30

    > はらぺこさん
    内容的にはよくある感じですが、主演二人が等身大で良かったです。

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