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夢が叶った夢は夢のまた夢

2017年11月23日 01:58

夢が叶った夢は夢のまた夢

「お前サンの夢 何でも
叶えてしんぜよう!!
一体何をお望みだ?」

ナ、何だァ?! 何事だ?!
パチン! (横面を叩く)
アー 夢か! 夢なのか?


だが、何だ? コレは?!
目の前にいる訳分からん{ナニカ}は?



「{ナニカ}とはご挨拶だな。

マァー、よゐ。

お前に望みがあるならばば、ワタシが叶えてしんぜる。何でもよゐから、望みを申せ」



┐( ̄ヘ ̄)┌やれやれ
ヘンテコな夢だなぁー。

ま、いッか。
お金、た~くさん頂戴な。







‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡










そこで、目が醒めた。

(可笑しな夢だ) ┐(-。ー;)┌



普通だったら、ソンナ夢を見たことも忘れて、日々の暮らしの忙しさに、
アクセク
齷齪していたことだろう、あんなことさえなければ……。







「コレ、お願い! 預かって!!」

それは、繁華街のはずれの夜道を歩いていた時だった。うしろから急に突き飛ばされて振り返ると、化粧のキツイ女の顔が目の前に!

「コレ、お願い! 預かって!!」



(ウワッ! こ、香水クセェ~!!)

キツイ匂いに怯んだら、ドンッと何かを胸にぶつけられ、そして、そのママ、また突き飛ばされた。

胸に押し付けられたのは大きめのバックで、一体何が入っているのか、やたらと重い。その重さもあって、ものの見事にひっくり返った。

(アイテテッ! (^皿^;;)

ひっくり返ったのは、ちょうどビルとビルとの間の僅かな隙間。狭い処にすっぽり嵌まった形だ (;>_<;)



「待てェイ! コラァ~ッ!!」

ビルとビルとの壁の隙間から見える表の景色に、女の姿はすでになく、遠くからの罵声が近づくと、目の前の隙間を黒い男の影が、ビュュンと通り過ぎた。



(一体、何なんだ?)

胸の上の鞄、とにかくメッチャ重たい。
ひっくり返ったママ鞄の口を開けてビックリこいた!

(マ、万札! それも束ァー?!)

ナント万札が、ビッシリと詰まっていた。

ア、アヤシクネェーッ?!

心臓バキバキで、ウッ、動けねぇ!













それから一体、どーやって交番まで行ったか覚えてないが、とにかく交番に鞄を届けた。

落とし物、落とし物。

何だか知らんが、俺らは関係ねぇ!
関係ねぇったら、関係ねぇっての!

くわばら、桑原。













ソノ日の夜、又アノ{ナニカ}が夢にでた。

{ナニカ}が何なのかよく分からんが、何故か誇らしげなご様子だ。



「どーじゃ?
“金”の望みは叶えてやったぞよ」
┌( ̄^ ̄)┐



いや、いや、いや。

俺らの金じゃねーし。
もう、警察に届けたし。



「何じゃ、ガメなかったのか」



ガメるって……。口、悪ィーな、オメェ。



「まぁー、よゐ。
いずれお前の金じゃ。
( ̄ー ̄) ニヤリ。

さて、次の望みは何じゃ?」



なッ? 次も何も、お前、ソモソモ夢だろ?



「ハ、ハ、ハ。
確かに、ここは夢じゃ。
夢の中でしかオ前に会えんからな。

……本当に、覚えてないのか?」



な、何をだよ?



「ワタシは、ゥオ前サンに助けられた◯◯じゃ。だから、望み、何でも叶える」



◯◯?
何だよ、ソレ? 聞き取れねーよ。
夢だろ、コレ?
寝かせてくれよ、もー。



「だから、望みを申せってば。
普通なら、次は酒か女じゃがな。
さぁ、申せ。さすれば消えん」



あぁ~! 分かった。分かった。
じゃあ、女。ハイ。オシマイ。おやすみ!



「まて待て。ドンナ女をお望みじゃ?」



ダァー! ウルセェーなぁ~~~(;´д`)
煙草!
俺ら煙草吸うから、煙草吸う女性
以上ッ!!







‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡










目が醒めると、警察署から電話がかかってきた。

「こちら□□署会計課なんですが、貴方の拾われた鞄、無事、持ち主の元に戻りましてね、持ち主の方は、是非直接お礼を云いたいそうで、警察としては貴方の連絡先を教えられないんですが、先方の連絡先、貴方に教えてもよゐとのことなので、今、メモはできますか?」



鞄の中身は従業員への給料だったそうで、アノ女、経営者だったのか。

かくして、私は女と会うことに。



その女、名を仮に「ルル」としよう。

ルルは、某風俗店のオーナー社長だった。
成程。
風俗店ならその日ごとのとッ払い。
大量の現金も頷ける。



「こちらが、1割のお礼になります。
どうぞ、お納め下さい」



ヒュウゥゥゥゥー♪~(・ε・ )

額面、¥3,141,592-の小切手
端数まで! 律儀なお方だ(笑)



コジャレたラウンジで会ったが、喫煙可ってのが助かった。なにより、ルルも煙草を吸うので気持ちが楽チン♪

見た目や香水はキツイが、中身はシッカリした女性のようだ。マァ、経営者なら当然なのだが、ヤッパリ気になるのは―――アノ日の晩に何があったか。



「あぁ、アレ?大したことじゃないの。
よくあることなのよ。よくあっちゃ困るんだけどねー(笑)」



う~む。詳しく話してくれないが、ヤッパリ、そこは腐っても風俗店か。
何だか恐いぞ (;>0<;)

だが、話は面白いし、酒も進んだ。
また会うことを約束して、楽しい宴はお開きとなった。







その晩、またアノ{ナニカ}が夢に出現。
ンッ! ドヤ顔だ。
どこが顔だかよく分からんが(笑)



「どうじゃ? 望みは叶えてやった」
《( ̄^ ̄)》



云うと思った(苦笑)

でもさー、金も女も、中途半端ジャン?
な~んか、違うんだよねー。

普通こーゆーのってサ、目が醒めたら豪邸とかサ、目が醒めたらハーレムって感じじゃないの?分かんないけど。



「なんじゃ、セッカチじゃのー。そゆのがお前サンのお望みか? ヨシ、分かった。次はそーする」



次ィ? もー、イイって。寝かせてくれ。



「次はそーする」



…………………(シカト)。



「次は、そーする!」



ダァ~~~ッ! 分かった。分かった。金ダロ? 女ダロ? じゃー、次来るのは権力じゃねー? 1国1城の主! 以上!



「心得た。次は目醒めから始めん!」







‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡










「オー、コラ。イイ加減、目ェ醒まさんかィ!」

バチンッ!!

頬、叩かれて目が醒めた。



カシラ
「頭、新店長のヤロー、起きましたぜ」

{頭}と呼ばれた巨漢の背広の男がゆっくりと近付いて来る。サングラス、恐ェ~~~!((((;゜Д゜)))」

か、身体動かねーし。縛られてるし。



「店長サンよ、俺とは初めましてかァ?
まぁー、イイ。
早速だがョ、ルルから預かったモンあるダロ? そいつァー元々うちらのモンだ。
悪リィが、こちらに渡して貰おうか」



悪リィとかは思ってねぇーダロ、絶対!
だいたい猿ぐつわで喋れねぇーし。

ってーか、{ナニカ}のヤロー、何だ?コレッ???
恩返しじゃなかったのかよ?!

冗談じゃねーよ。

これこそ、夢ダロ? 夢なら醒めろ!
醒めてくれ~!((((;゜Д゜)))













‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡



















「あら、起こしちゃった?」

パンティブラジャー姿のルルが、こちらに背中を向けている。ベッドに座ってパンストを履きながら

貴方は、ゆっくりでイイんでしょ?
私はもー出るけど、鍵は帰る時にポストの中に入れといてくれればイイから」

そーか。ここは、ルルの部屋。そして、俺ら、ルルのベッドの中で、スッポンポン

そーか。そーか。そーこなくっちゃね。



みる見る間に身支度を整えたルルは

「じゃー私、もー出るけど、店長の件、マジで考えといて? アテにしてるよ」



笑顔でルルは出て行ったけど、私は血の気が引いて動けなくなった。




















な~んて、夢、また夢の夢物語……長くなって、すいません (^^;)

最後までお付きあい頂きまして、誠にありがとうございました。

このデジログへのコメント

  • ウルトラ7 2017年11月23日 11:17

    > おりんさんさん

    なんでしょーね?(笑)

    夢の中ではよく見えなくて
    顔の輪郭も分からない相手と
    普通に話してたりしません?

    なら姿や形全部見えなくても
    よゐかなと思いまして.

  • としほ 2017年11月24日 01:20

    おもしろかったです!
    続きが気になってしまいました。

  • ウルトラ7 2017年11月24日 02:32

    > としほさん

    ありがとうございます♪

    ここまでは雰囲気で書けるけど
    この先をまだ続けるとなると
    ちゃんとした話の設計図 を
    引き直さないと大変です.

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