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「スノーピアサー」レビュー☆

2017年08月26日 01:50

「スノーピアサー」レビュー☆

2014年7月1日、年々深刻化となる地球温暖化を防ぐため79カ国によって人口冷却物質が散布された。その結果、地球は新たな氷河期突入地球を1年かけて一周する列車「スノーピアサー」に乗り込んだ者だけが生き残った。それから17年後の2031年。氷に覆われた地球上では、永久不滅のエンジンを有する「スノーピアサー」だけが人類にとって唯一の生存場所だ。だが、最後の人類を乗せたこの「ノアの箱舟」は、富裕層貧困層とに分けられ、無賃車両である最後尾車両は、スラム街さながらにみずぼらしく汚れ、飢えた人々で溢れている。その一方、豪華クルーズ船のような前方車両の乗客たちは氷河期以前の地球上での生活と変わらない日常を送っている。列車が走り始めて17年間、この列車の主、ウィルフォード産業によって虐げられてきた歴史を変え平等な世界を取り戻すべく、カーティスクリス・エヴァンス)は仲間たちと共に革命を企て、ウィルフォードエド・ハリス)がいる先頭車両を目指すが・・・。

10/10点!!突っ込みどころはあるのでしょうけど、素直に最初から最後まで惹き込まれましたし、ポン・ジュノ監督の予想を上回る衝撃が二度もありましたし、とても面白かったです!(*^¬^*) 制作にパク・チャヌクも入っていますが、韓国2大グロい監督が携わっているのに、グロさエロさが全くなかったので拍子抜けでしたが。クリス・エヴァンスは髭があると別人ですね。ずっと観てても「アベンジャーズ」のキャプテンアメリカと繋がらなかったです(^^;)ソン・ガンホは今回もパパ役だけど、格好良いver.です。コ・アソンが前作「グエムル」では、あんなに頑張ったのに、可哀想過ぎる結末になってしまったので、本作ではあのラストになったのかなってちょっと勘ぐってしまいました。「世界がもし100人の村だったら」だとあんなに思いやりがあって平和的なのに、一体何人からだと殺戮だらけになっちゃうんでしょうね。殺戮が必要な理由もしっかりと説明されていましたが、やはり生態系をその一部に過ぎない人間が操作しようという考え自体が傲慢ですし、無謀だということでしょうかね。ポン・ジュノはそれを伝えたかったのかなと思いました。一面銀世界なのも、ハラリと雪の結晶を感じ取るソン・ガンホのシーンも冷たくて美しい世界観で素敵でした。2014年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年08月26日 16:15

    久しぶりの10点満点ですね(^-^)

  • ユリ 2017年08月27日 01:26

    > はらぺこさん
    そうですね(^^)ソン・ガンホが出ていると不思議と「映画みた!」という充足感が出るので不思議です。

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