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「合葬」レビュー☆

2017年07月28日 01:27

「合葬」レビュー☆

柳楽優弥主演他。腹は決めた。心は迷っていた。慶応四年(1868年)四月十一日、徳川慶喜新政府軍に江戸城を明け渡し、三百年にわたる江戸幕府の時代が終わりを告げた。鳥羽伏見の戦い後、将軍の警護および江戸市中の治安維持を目的として有志により結成された「彰義隊」。幕府解体とともに反政府的な立場に追いやられてしまった彰義隊は、「新撰組」や「白虎隊」に比べると、これまであまり語られることがなかった。将軍に熱い忠誠心を持ち、自らの意思で彰義隊に加わった青年・極 (柳楽優弥)と、養子先から追い出され、行くあてもなく赴くままに入隊した柾之助(瀬戸康史)、彰義隊の存在に異を唱えながらもそこに加わらざるをえなかった悌二郎(岡山天音)。時代に翻弄された若者たちの数奇な運命を描いた知られざる彰義隊真実―切なく揺れ動く青春映画。

5/10点!!松竹の若手育成プロジェクトブルーライン2作目。1作目が「NINJA THE MONSTER」が海外の人を馬鹿にし過ぎた出来だっただけに心配だった2作目。本作は海外向けとは銘打ってはいませんが、変なカメラワークや音楽、初音ミクみたいなナレーションなど、海外を意識している気がします。そして、おそらく原作、脚本は良いのに、合間に挟まれる不自然なカメラワーク、突然の洋楽エンディングの能みたいな音楽(ASA-CHANG&巡礼)でいちいち気をそらされるので、勿体ないなぁという印象でした。ナレーションも門脇麦にやらせた方が絶対良かったです。時代劇向きな声だし、上手かったですし。このプロジェクトをモノにして成長出来る映画監督はいるのだろうか?と先行き不安になってしまいました(>_<)物語は友情や青春ラブストーリーとしては、なかなか良くて。やはり、柳楽くんが抜群に上手いのと、岡山くん、瀬戸くんの配置が緩急効いた上手いトライアングルになっていて、「男ってバカだな。」と思いながらも、彼らの友情や若い命が散る儚さがキラキラして見えて、グッと来ちゃいました。麦ちゃんが演じた砂世が酷いという感想が多かったですが、私はそんな風には全然思わなくて。この時代、10代の恋心からついた嘘が取り返しがつかなくなることってあると思います。それを酷いとは思わないです。むしろ、それを背負って生きなければならない方がよほど辛い。時代が違えば、普通に学生同士の恋愛や過ちみたいな感じで、共に成長していけたのだなと、彼らの時代を切なく思ってしまう作品です。2015年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年07月28日 21:06

    勿体ない映画って有りますよね(>_<)
    これもそうなのですね(^○^)

    先日私が観た「終わりで始まりの4日間」も
    勿体なかった(*^^*)

  • ユリ 2017年07月29日 00:10

    > はらぺこさん
    でも若い子たちはオシャレっていう感想も多くてびっくりしてた昨日でした。

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