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初体験

2017年07月24日 10:56

初体験

日曜日は、朝から色々と予定を立て

カマロを引き取りに行く

商店街に挨拶に行く

ジムの手続き(一旦お休みの手続きをして帰国してました)

などなど、頑張れば午前中で終わりそうな予定をそろえました



朝食を食べた後、2人揃って街を散策がてら

お世話になっているガレージ



店主に挨拶したあと、裏へ案内され


約4ヶ月ぶりにカマロとご対面



綺麗に磨かれたカマロさんは、一層綺麗になってました


いそいそと左側のドアをあけ、乗り込み

シートベルトをかけ、正面を向く娘




ハっと何かに気づき、シートベルトを外し下りてくると


娘「Imistook it in Japan.」
(日本(にいるとき)と間違えたわ)



そうなんです


娘はいつも、当然ながら助手席専用(Zは左が助手席です)


ステアリングが目の前にあることに気づき

少々恥ずかしそうにしながら、降りてきたという


何とも可愛らしい間違いです




そのまま、カマロ商店街に赴き

いつものパン屋さんの駐車場に車を止め

まずはパン屋さんへご挨拶
(娘が社会勉強でパンを全て売りつくして以来
パン屋さんは私たちがお買い物の際に、駐車場を無料開放してくださってます)


そのあとは、順にお店へ挨拶し、お買い物を平行


キャンディショップチョコレート屋さんです)では、チョコを大量に貰い
(お試しで食べてね、と言われながらたくさん貰ってました)


八百屋さんでは沢山のナスレタスを頂き


精肉店ではお肉をブロックで激安購入
(1キロ2000円くらいのお肉を、キロ200円で売ってくれました)


これで食材は勢ぞろい


人々の優しさに感謝です




そのあとは、一旦自宅へ戻り

荷物を冷蔵庫その他へ



ほどなくして、ガレージの店主さんから電話があり

「Do you play Kart together?」
カートで遊ばない?)


カート

私「What's Kart?」
カートって何?)


店主「Ah... Mario Kart you know?」
(あ~、マリオカート知ってるかい?)



私「I see! Kart, OK, Let's go!!」
(わかった!カートね、行きましょう)


と、娘に真実を告げず、「ドライブしましょう」とだけ言い

言われたカート場まで、およそ2時間ほどドライブ




窓を流れる景色に目をやり

流れるラジオに耳を傾け

懐かしさを満喫してるのでしょうか


終始ご機嫌な娘です




娘「I went to there coffee shop with mom!」
ママ親友のこと)とあのコーヒー屋さんに行ったのよ)


娘「Do you remember that's? We went together」
あそこ覚えてる?(小麦小屋を指差しながら)一緒に行ったわよね)
(去年、小麦を買いに農家さんまで直接買いに来たことを言ってます)


と、記憶力はハンパない




私はというと


久々の左ハンドルに少々戸惑いながらも、すぐに感覚を取り戻し


左通行&左ハンドルという面倒なものにも再び慣れ
(右折のとき、非常に見にくい)


無事、到着


ここはFulbeck Kart Circuitという草レースが行われるところで

カートは娘も私も初体験




長袖長パンツ着用が義務付けられ
(小石などが飛ぶ恐れ有、だそうで)


さっそく着替えて、いざカート乗り場へ




普段からゲームグランツーリスモなどに興じてる娘は


自分で実際に運転できることに大感激




プラクティスも真剣に聞き


事前整備(車両を走らせる前に、必ず点検する項目を目視すること)も本気


「みんな大人だから、子どもに華を持たせないと」
なんて言ってたのも最初だけ



速いんです



とにかく、速いんです




大人がコーナーでブレーキを踏むのに


娘は「行ける!」とわかると、アクセル全開なんです


・・・将来、F1ドライバーになれるんじゃないのってくらい

とことん速いんです




あまりにも速いので、カート場の専属ドライバーさんがやってきて
イギリス中央部エリアカートチャンピオンにもなってる、かなり速い人)

「Will youracingbattle with me?」
(俺と勝負しないかい?)


と、宣戦布告




絶対に退かない娘は


娘「OK, Come on!」



お前はチャンピオン



プロがアマチュア子どもに本気になるのも公平じゃないということで


プロと娘は、マシンを交換


プロが、レンタルカート(100cc

娘がプロ専用のカート(130ccとか言ってました、各所カスタム済み)



5週勝負で、コースを貸し切りレース開始





はたから見てる私としては、気が気じゃないんですよ



クラッシュしたらどうしよう、とか


怪我したら大変だ、とか



でも、娘があんなにやりたいってお願いしてきたら


「楽しんでらっしゃい」以外、言えねぇ





そんな私の心配をよそに



マシンを走らせる娘






・・・




・・・




・・・?







何でプロにくっついていけるの?





と言うか、コーナーに関してプロより速くない?




直線、プロより伸びてない??





と、接戦をしたのも3週まで



4週目からは、ぶっちぎり


















違うんです







「娘」が「プロ」を、ちぎってるんです








何でそんなに速いの?




5週目では勝負にならず



およそ4分の1週ほど差をつけて、娘がゴール





遅れてゴールしたプロが




「You areloved by God of Karts!!」
(君はカート神様お気に入りだろ!)


と、大絶賛





この子、車両と言われるものを運転したのは

今日が初めてなんだぜ






負けたことよりも、7歳の女の子がとてつもなく速いことに大興奮のプロは

カートドライバーになれと娘を必死に説得中




ガレージの店主さんも


「プロになったら、収入はとんでもないぜ。
チャンピオンなら1000万ポンドを超すよ。」



それを聞いた私は、スマホ日本円に計算してみると



14億円




何それ



1年の収入だけで、遊んで暮らせるじゃないか





そっか~、14億か~







はっ




いかんいかん




お金に目がくらんだらいかん



娘の人生、娘がやりたいことをやればいいのだ



と、娘に目を向けると


全く興味なし




カート楽しいけど

どうせ車に乗るなら、好きな人とドライブしたほうが嬉しいし幸せだから


お誘いを断ってました







何ともわが子ながら、娘らしい




プロドライバーさん曰く

スピードに目も身体も慣れてるから、アクセル全開が出来る
(娘は赤ん坊のころから、母親に連れられてレース場で車に同乗してます)

・普段から運転してる様子を見てるから、アクセルの踏みどころやブレーキタイミング
身体でわかってる
(プロの方が娘に、何でアクセルをあのコーナーで踏んだのか聞いたら
普段からママの運転を見てるから楽勝だと答えたそうです)

・体重が軽いから、コーナーでアクセルを踏める
アンダーステアになりにくい)

・「マシンハンディキャップがなくても勝てたわ」と言われ
チャンピオンの気質を感じたそう








何はともあれ、満喫してくれた娘


その後は再び、ガレージの人たちと混ざってレースを堪能





伸び伸びとしてくれる様を見て、私も嬉しくなりました






そして帰り道


立ち寄ったスタンドに併設されたスナックショップお茶を買うと


娘がひとこと


娘「Mom, Did you enjoyracing?」
ママカート楽しかった?)


私「Sure! I hadfun it, Because We were together.」
(もちろん!楽しかったわ。一緒だったから)


娘「Right, But I'm enjoyingnow. Because I like driving a car with mom. Ilove mommost」
(そうね、でも私は今が楽しいわ。だって私はママとドライブするのが好きなの。
私はママが誰よりも好きよ)









・・・ママを泣かせる気かい






ほのぼのと、幸せを感じた日曜の出来事でした

このデジログへのコメント

  • JSHINさん 2017年07月24日 16:15

    とことん 素敵な母娘ですね~

    まるで映画のようですo(^-^)o

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