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興味深い話:ある学校で行われた実験

2017年07月10日 23:59

ある学校で行われた実験の話。


ある学校の校長は、同等の指導力を持つ二人の教師を別々に呼んで話をした。
一方の教師には「今年は優秀なクラスを受け持ってもらう。子どもたちは競争意識が強くて学習意欲が高いので、みずから進んで勉強するはずだ」と言った。
もう片方の教師には、「残念だが、今年のクラスにはあまり期待できない。芳しくない結果が出てもやむをえない」と言った。
だが、実際には、この2クラス学力は同じレベルだった。
ところが、学年末テストの結果、前者のクラス後者クラスよりはるかに好成績をおさめたのだ。
この理由は、二人の教師の期待度の差であることは言うまでもない。
子どもの人生にとって、教師は最大の財産になることもあれば最大の負債になることもあるということだ。
教師から「問題児」のレッテルを貼られた子どもがどういう行動をするかは、誰もが知っているとおりだ。
あなたが通っていた小学校にも、クラスの中にいつも反抗的な態度をとる子どもがいなかっただろうか。
実際には、その反抗的な子は、自分が教師から反抗的だと思われていることを察知し、そのとおりに振る舞っていただけかもしれない。
ネガティブなものでも、ポジティブなものでも、教師が子どもについて何らかの評価をくだすと、それが強化されてしまう典型的な例だ。

相手の心をつかんで離さない10の法則
カートモーテンセン
弓場 隆 訳
ディスカヴァー


どんなに扱いにくい犯人でも、たくみに自白させる警察官がいたそうです。
その警察官は、犯人に対してこんな言葉をかけるそう。
「君が何度も問題を起こしてきたことは事実だが、けっしてウソをつかない人物だと私は思っている。
君の言うことはすべて真実だと、みんな言っている」
この言葉は、たとえ犯罪者だとしても、きいてしまうのでしょう。
自分が人に接するとき、注意したいのが、「人を軽く扱っていないか?」
人は、軽く扱われたり、小ばかにされたりすることが嫌いです。
そういう人の言う事を聴こうとも思いませんし、仲良くなりたいとも思わないでしょう。
逆に、期待をかけてくれたり、「君ならできるよ」と言っていつも一目置いてくれる人の言う事は聴きます。
自分を信じてくれている人のことを裏切らないようにしたい!と思うのが心情です。
先ほどの2つのクラスも、教師の見方によって、生徒が「問題児」にも「優等生」にも見えてしまい、それだけにとどまらず、そういう見方で人を見ると、そういう結果を招く可能性があるということです。
尊敬し、尊重し、信頼し、「君ならできるよ」と一目置いて接している人は、同じように人からも尊敬されていることでしょう。
今、現時点では出来ていない子かもしれませんが、あなたの言葉次第でとんでもなく出来る子になる可能性もあります。
出来ない子と見るか、出来る子と見るか。
自分の器が試されますね♪

このデジログへのコメント

  • kouji 2017年07月11日 09:23

    学校教育の成否の分かれ目は実は成績ではありません。成績は長い人生の間に擦り減っていきます。
    大切なのは自己肯定感を育てられるかどうかです。
    自己肯定感は生きる力の基礎になって一生の生き方を変えます。

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