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「チョコレートドーナツ」レビュー☆

2017年06月10日 01:09

「チョコレートドーナツ」レビュー☆

アラン・カミング主演他。僕たちは忘れない。ぽっかりと空いた心の穴が愛で満たされた日々―1979年、カリフォルニアシンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ(アラン・カミング)。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士ポール(ギャレット・ディラハント)。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ(アイザック・レイヴァ)。世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう・・・。血は繋がらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。見返りを求めず、ただ愛する人を守る為に奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。全米絶賛!観客賞を総ナメにした、実話から生まれた魂を震わす感動作。

9/10点!!Oh,my...!(;△;)ゲイカップルがワチャワチャしながらも裁判を勝ち抜いてハッピーエンドのお話かと思いきや、全然違ってラストの衝撃!!私はフラグとか一切読めないタイプなので衝撃!!後から後から余韻がこみ上げて苦しいくらいの涙が~(;_;)子どもを産めなくて欲しくて欲しくて母性溢れる大人と愛と人間らしい生活に飢えている子どもがいて、一緒にいるのがどうして駄目なんだよ!(怒)とゴミ箱を蹴飛ばしたくなる展開でした。最初からルディを取り巻く環境は今では考えられないくらいシリアスで底辺で、カミングアウトして生きることはすべての夢や社会的地位を捨てる覚悟じゃないと出来ないことだというのを痛感します。彼らの日々は明るくないけれど、時間と共に慈しまれる愛に満ちていて、そんな彼らから発せられる「マルコを引き取りたい里親なんて僕たちしかいないじゃないか!」と台詞があるのですが、全てをきちんと理解していて、そう言ってるのが悲し過ぎました。悲しい映画にアラン・カミングの艶声のバラードが沁みますね。サウンドトラック聴こうと決めたくらい素晴らしい歌声です。アラン・カミングは自身もバイセクシャル同性婚をしているだけあって、自然と超えた自然な女性らしさとにじみ出る母性に冒頭から魅了されます。こんなお母さん欲しいです。ポールも良い男だし、マルコも可愛い。実話なんですよね・・・辛過ぎる。こういう悲劇があっても、21世紀になっても、差別を取り巻く環境はさほど変わっていないというのがまたね・・・。人間が自分と違うものを排除したがるのは動物の本能なのかも知れないですけど、理性や深い知識と考えでそれを乗り越え、認め合えるのも人間の特権なのになぁ・・・(>_<)2014年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年06月10日 01:36

    これは、、、とっても泣きました。。。
    映画として、、とっても、良かった、、、、、
    でも、辛すぎた。。。

  • ユリ 2017年06月10日 03:48

    > はらぺこさん
    皆が2014年のミニシアターNO1だって騒いでてやっと観れました。アラン・カミングの歌も素晴らしかったですよね♪

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