人の悩みの聞き方

最近思うことですが、人のいろんな「課題／問題」の解決を手伝ってあげたいと思う一方、相手自身がその準備ができていないとどんなに「効果的な解決」を提供してもだめだなと。

アメリカにあるAA (Alcoholics Anonymous) と呼ばれる大きなアルコール中毒の人が集まる会があります。アルコール中毒を更生する会なのですが、中毒の更生のプロセスとして12箇条というものが核になっています。

その一番最初にある箇条として自分は自分のアルコールの接種をコントロールできない状態にあるという自覚を持つこととされています。

We admitted we werepowerless overalcohol—that ourlives hadbecome unmanageable.

つまり自分が「できる」、「できる」と思っている状態ではその人の「課題／問題」を手助けすることができないという理解の元に成り立っている訳です。

ですので自分の悩みを他の人に相談する時は、今の自分にとって「チアリーダー」が必要なのか「監督」が必要なのか自分と確認をとってから相談すると、その相談の「役割」がはっきりすると思います。

自分の限りあるリソースを有効に使ってください。