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「たそがれ清兵衛」レビュー☆

2017年05月09日 01:06

「たそがれ清兵衛」レビュー☆

真田広之主演他。時は幕末―。庄内地方の小藩・海坂藩の下級武士井口清兵衛(真田広之)。妻に先立たれ、二人の幼い娘と老母の世話をするために、御蔵方の勤めが終わるとすぐに帰宅することから“たそがれ清兵衛”とあだ名されていた。ある日、かつて想いを寄せていた幼なじみ・朋江(宮沢りえ)の危機を救ったことから剣の腕が藩士の噂になり、上意討ち手として清兵衛が選ばれる。清兵衛は藩命には逆らえず、朋江への秘めていた想いを打ち明け、意を決して邸に向かう。愛する家族のために、命を賭けた壮絶な闘いが始まった・・・。心のある人は、誰かを大切にする。藤沢周平原作、巨匠山田洋次が初めて挑む本格時代劇大作。

9/10点!!山田洋次の長々とした説明描写のマイナスを加味しても、運命と向き合う武士、それを見守る人々の切なさを描き切った名作。清兵衛を演じた真田さんと朋江を演じた宮沢りえの美男美女が凄いです。もう月9ドラマかと思うくらいのキラキラ感と真田さんと田中泯さんの斬り合いの剣気の凄さで、山田節で流れが止まってしまっているのを完全にカバーしていました。田中泯さん、これが映画初出演とは思えないです。15分かそこらで、余吾善右衛門という人物の哀しき人生を見事に体現しています。台詞なくても十分に表現出来てたと思うので、台詞が邪魔でした(>_<)藤沢作品に似つかわしくないコミカル表現も如何なものか?と思いました。小林稔侍がいちいちズッコケるのもノリツッコミするのも気になるし、決闘前に朋江に想いを告白した後の清兵衛のポカーンとしたあの表情(>_<)いやいや、お兄さんが縁談があるから3日で返事くれって言ってたじゃん!と突っ込んでしまいました。男性の登場人物阿呆っぽくしてしまうのは山田監督の悪い癖ですし、藤沢作品の「立つ鳥跡を濁さず」精神とは相反すると思います。あと清兵衛の末っ子・以登ちゃん(橋口恵莉奈)が可愛らしい。同じ藤沢作品の「花のあと」の主人公も以登なんですよね、確か。真田さん、時代劇に似つかわしくないほどキラキラしてるけど、殺陣は世界に通用しているレベルですし、もっと海外でも日本でも映画に出て頻繁に観られるようになるといいな、大好きですし、と再び真田さんに恋に落ちる作品です。2002年公開。

このデジログへのコメント

  • はらぺこ 2017年05月09日 22:34

    この映画!観てました(^^

    良かったですよね(^^/
    真田さんは時代劇にとってもあうと思いますよね(^-^

  • ユリ 2017年05月10日 00:38

    > はらぺこさん
    真田さん、最近海外ばかりですもんね~日本の時代劇映画に出て欲しいです。

  • コナズ珈琲Love 2017年05月14日 11:05

    この映画好きです。宮沢りえきれいすぎ(*^^)v

  • ユリ 2017年05月14日 13:43

    > 忖度斟酌さん
    今と違って少しふっくらして可愛かったですよね。若い頃を知らないので、こんなに可愛かったのかーと見とれてしまいました

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