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最新医療情報

2017年04月02日 23:53

認知機能の低下に特定のタイプの虫歯菌が関係

認知機能の低下に特定のタイプの虫歯菌が関係している可能性が高いとの研究成果を、京都府立医大の渡辺助教( 口腔衛生)らのチームが2月9日、発表しました。歯磨き等の口腔ケアが認知症予防につながると考えられるということです。英電子科学誌サイエンティフィック・リポーツに論文が掲載されたそうです。

認知機能の低下は脳内の微少な出血が一因であることが知られています。この出血は、虫歯菌「ミュータンス菌」の一種を保菌する人に多いとみられてきました。
血小板の止血作用を低下させる遺伝子を持ち、脳の血管の壁にくっついて炎症を起こすのだということです。
今回、脳に疾患のない54~89歳の男女279人の唾液を調べました。その結果、71人(25%)からこの虫歯菌を検出したそうです。検出された人のうち、61%で脳内に微少な出血が確認されました。虫歯菌のない人は14%でした。
また、全員に1分間で「か」で始まる言葉をいくつ言えるかの認知機能テストを実施しました。虫歯菌のない人は平均10.1個言えましたが、ある人は8.9個にとどまりました。「た」で始まる言葉でも同様の傾向でした。
広島大の細見直永講師(脳神経内科)は「認知症の発症リスクが高い人を判別できる可能性がある興味深い研究結果だ」と話しています。


②新型たばこ飲食店等での禁煙の対象から除外

塩崎恭久厚生労働相は2月10日の閣議後記者会見で、2020年の東京五輪パラリンピックに向けた受動喫煙の防止強化策に関し、煙が出ない加熱式たばこ電子たばこなどの新型たばこを、飲食店などでの禁煙の対象から除外する方針を明らかにしたそうです。
塩崎氏は新型たばこについて「健康影響に関する今後の研究結果を踏まえた上で検討したい。世界でも研究が始まったばかりで知見の収集に鋭意努めている」と述べたそうです。
厚労省は今国会飲食店など人が集まる場所での原則禁煙を盛り込んだ健康増進法の改正案を提出する方針だそうです。


認知機能の低下に特定のタイプの虫歯菌が関係している可能性が高いとの研究成果を発表したのは、素晴らしい研究成果ですよね。「ミュータンス菌」の一種を保菌する人に多いとみられてきたことと血小板の止血作用を低下させる遺伝子を持ち、脳の血管の壁にくっついて炎症を起こすことまで、わかっているので、脳血管性の認知症虫歯菌が起こすと考えた訳です。この脳血管性の認知症というのは、脳出血脳梗塞によって、神経細胞が損傷することで認知症を発症するというものです。
認知症の発症リスクが高い人を判別できる可能性があるとすると、歯磨き等の口腔ケアが、認知症予防につながることが示唆されます♪

2020年の東京五輪パラリンピックに向けた受動喫煙の防止強化策に関し、煙が出ない加熱式たばこや、電子たばこなどの新型たばこを、飲食店などでの禁煙の対象から除外する方針を示したことはこれら新型タバコの業者に対し、売上の促進をしているようなものです。
確かに新型たばこは、受動喫煙の被害を出さない可能性がありますが、しかし、ヒトに迷惑をかけなければ良いということではありません。喫煙者本人の健康が考慮されていないからです。
この事から、厚生労働省収賄事件に発展する可能性は、ゼロではないようです。そういう裏があると勘繰るのはやりすぎでしょうか?(^_^;)

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