堤ワールドと都筑テイスト

おはよう(^∇^)

TBSの金曜ドラマ
神の舌を持つ男
堤監督絶好調！


温泉巡りの奇異な三人組が、行く先々で巻き込まれる殺人事件。
主人公の特異な舌が、事件の謎を解き明かす。


バラエティ色豊かなエンターテイメント推理劇。


TRICKの時も強く思っていたけど、堤ワールドは都筑テイストに充ちている。




―――都筑通夫

推理小説家
推理小説雑誌『EQMM』初代編集長
日本にショートショートを紹介
TVドラマ『キー・ハンター』原案

推理小説では
『なめくじ長屋』シリーズ
『キリオン・スレイ』シリーズ
『退職刑事』シリーズ
他長編・短編多数




都筑通夫サンは実に多筆な作家で、時代小説からSF小説まで守備範囲は多岐にわたり、ショートショートだけでも400編を超えた。


推理小説好きな人の中では、知る人ぞ知る、の“通”好みの存在。


安易なトリックや矛盾、ご都合主義を嫌い、「論理のアクロバット」を提唱し、誰よりもロジックを大切にした。


一方で、サービス精神も極めて旺盛。『猫の舌に釘を打て』等、初期の作品では、エンターテイメントを力強く意識している。


そんな、都筑サンの初期の作品群に見られる“遊び心”に通じる匂いを、堤監督には、ビシバシ感じる。




都筑サン大好きの私には、堤ワールドは心地よゐ。