不況の原因２

非正規社員が増えている、若年労働力では半分、それ以上では3人に1人。

で、貧困ビジネスが真っ盛り。

ホームレスを公営アパートに押し込んで、生活保護費を巻き上げるアコギなヤクザ。
2万円5千円で4畳に２人住まわせる違法ハウス。

豊かさという貧困、
先進国という後進国、
民主主義という全体主義、自己責任という恫喝で個性を押し潰す。

政治という、あるいは選挙というミソギで、ニホンジンを締め上げる。
かくて年収200万のニホンジンが大多数になる。

年収200万のニホンジンはテレビに映らない。
テレビに映るのは年収500万円以上の国民である。

心やさしいニホンジンは国民の陰に隠れて、声も出ない。

日本の国民の年収は、だから500万円以上の正社員の声が大きい。

ニホンジンは結婚もできない、できるのは女も男もはネットカフェでオナニーである。

ニホンジンは学校出ても職がない。

有名ブランド大学を出た国民は就職率90％以上である、

マスコミと政府は国民の統計を取っている、
日本国民には不況はない。

日本は7割のニホンジンと3割の国民で成り立っている。

マスコミと政府は、世界に誇る3割の国民を相手にしている。

日本国民に就職難はない、日本国民に餓死はない、日本国民にイジメはない。

国民とニホンジンは鉄のカーテンで仕切られている。

残念ながらテレビに映るのは国民だけである。
ニホンジンを映すとヤクショからクレームがくる、ガンをつけられて免許を外される、コワイ。

もっとオモシロイのは、ニホンジンが日本国民であると思い込んでいることだ。
テレビに映っている国民を自分と同じニホンジンであると錯誤している。

同じ顔、同じ声、同じ肌、同じ背丈、
同じもの食って、同じもの見て、同じ学校に行って、同じトーキョーに住んで、
違いは見つからない。


国民とニホンジンは透明な鉄の見えないカーテンで仕切られている。


日本国民に不況はない、

世界に誇る心やさしいニホンジンはテレビに映る日本国民に声援を送っている。




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